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霞ヶ関キャピタル---不動産コンサルティング事業が好調に推移。物流施設開発用地の売却に向けて意欲的に活動中


霞ヶ関キャピタル<3498>は2日、2021年8月期第3四半期(20年9月-21年5月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比38.3%増の69.56億円、営業損失が6.01億円(前年同期は2.07億円の損失)、経常損失が7.18億円(同2.98億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が2.42億円(同2.08億円の損失)となった。

物流施設開発事業参入等に伴い積極的に行っていた採用活動は一巡し、当該事業を推進する組織体制の構築が完了、昨年6月の組織立ち上げから約半年間で合計8件(決算発表日時点)の開発案件を積み上げている。開発用地の仕込みから平均半年程度で開発フェーズに移行させており、すでに開発ファンド投資家との売買契約締結済みの船橋案件に加え、複数案件の売却に向けて取り組んでいる。

なお、2021年2月13日に福島県沖で発生した地震により同社保有のショッピングセンターフォルテに被害が発生しており、特別損失を計上している。また、2021年4月に「ホテル京都木屋町」を保有するメゾンドツーリズム京都を連結子会社化したことに伴う、負ののれん発生益5.21億円を計上している。

2021年8月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比56.1%増の125.00億円、営業利益が同282.8%増の12.50億円、経常利益が同510.5%増の11.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同472.4%増の7.70億円とする期初計画を据え置いている。


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