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ダイナムジャパンHD Research Memo(9):2021年3月期の1株当たり期末配当金は2.0円を実施


■株主還元

ダイナムジャパンホールディングス<06889>は株主還元の重要性については高い意識を有している。同社が継続的に発展するためには株主価値向上が重要だとの認識が背景にある。このような考えのもと、安定した配当を出し続けることを基本方針としている。

2021年3月期の1株当たり期末配当金は足元の収益状況に鑑みて2.0円とすることを決定した。通期では5.0円となり配当性向では160.9%となる。なお、同社は2021年3月期において自社株買い1,437百万円(13,284,600株、発行済み株式数の約1.7%)を実施している。



■CSR/ESGの取り組み状況

長期的な企業価値向上を目指し、働き方改革や女性管理職の育成・登用などを実践
1. CSRによる長期的企業価値向上
同社は上場企業として法令にのっとったコンプライアンス経営と収益の最大化に取り組むのみならず、「地域のインフラ」(地域になくてはならない存在)となることを経営の軸に置きながら、CSR(Corporate Social Responsibility、企業の社会的責任)に高い意識を持って取り組んでいる。

その詳細は「ESG Report 2020」に詳しいが、働き方改革や女性管理職の育成、受動喫煙防止への取り組みなどの様々なテーマについて社内での議論にとどまらず社外(他社や地域社会など)との交流などを含めた活動を行い、長期的な企業価値向上を目指している。


ESGの取り組み情報を積極開示し、長期投資家との対話ツールを充実
2. ESG対応の状況
投資家と企業の一層の対話が望まれている環境下において、特にESGを含む長期的な視点を軸に企業価値の向上を目指すことが長期投資家と企業双方の共通テーマとして認識されるようになってきている。

同社グループにおいては、「信頼と夢を育む百年の挑戦」という企業理念のもと、永続的に成長を達成するという理想を掲げてESGの取り組みを推進しており、同社ホームページ上においてESGに関する考え方や取り組みについて情報開示している。また、その詳細な内容については「ESG Report 2020」として作成し、ホームページ上で閲覧できるようにしている。これもまた投資家との対話ツールとして重要な役割を果たすことが期待される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)


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