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ソフィアホールディングス---21年3月期は2ケタ増収・大幅な増益、調剤薬局及びその周辺事業が堅調に推移


ソフィアホールディングス<6942>は14日、2021年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比15.6%増の113.84億円、営業利益が同249.3%増の7.30億円、経常利益が同379.9%増の7.49億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同214.6%増の5.01億円となった。

インターネット関連事業の売上高は前期比8.8%増の9.83億円、セグメント利益は同12.8%減の0.87億円となった。収益力の強化に向け、システム受託案件の確保や、SES事業拡大の取り組みによるM&A、EC事業への新規取組み等により、売上高は微増となった。しかしながら、新型コロナウイルスの影響等によるシステム開発案件の発生延期や予算の見直し等が発生したことにより減益となった。

通信事業の売上高は前期比12.2%増の33.17億円、セグメント利益は同19.0%増の4.33億円となった。IoT/5Gマーケットに向けた外注先等との連携の強化や、SIM関連事業者向けサービスの提供に取り組み、コロナ禍においても需要が堅調な国内外への販売を行い、更なる事業の拡大に努めた。現時点においてこの分野においては、新型コロナウイルスの感染拡大が業績に与える影響は限定的であり、また、前期に積み上げていた受注残に加え、リモートワーク需要によるMVNO、FVNOやISPを中心とした情報通信サービスが堅調に推移している。

調剤薬局及びその周辺事業の売上高は前期比18.9%増の71.08億円、セグメント利益は3.61億円(前期は1.10億円の損失)となった。新型コロナウイルス感染症の影響による処方箋枚数の減少がみられたものの、長期処方の増加に伴う処方箋単価の上昇、また、前期に立ち上げた店舗の売上実績が寄与したこと、並びに調剤薬局事業運営における業務の効率化による経費削減の効果がみられたことや、人件費を中心に販管費の適正化に努め、管理体制の構造改革による利益体質への改善等がみられた。なお、当期末日現在で同社グループの薬局総数は56店舗となった。

2022年3月期通期の連結業績予想については、現在、事業基盤の強化や財務基盤の充実化、また、戦略的な投資計画の実行及びM&A等による事業の拡大に取り組んでいるが、これらの実現時期や状況により同社の業績が大きく変動することから、現時点において、業績に関する信頼性の高い数値を適正かつ合理的に算出することは非常に困難な状況にあるとし、業績予想の開示は控えている。なお、今後、予想可能となった段階で開示・公表するとしている。


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