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新興市場銘柄ダイジェスト:Kudanは急反発、アスカネットが大幅に反発


<6232> ACSL 2826 +263
急反発。大和証券が格付け「2」、目標株価3500円で新規にカバレッジを開始したことが買い材料視されている。ドローンの自律制御技術などに強みを持つこと、2022年の法改正(予定)により今後ドローン市場の拡大が見込まれること、そのほか、今後の販売拡大からの業績回復が見込まれることなどを理由に挙げている。

<4425> Kudan 3870 +390
急反発。台湾の組み込みシステム企業Vecowとの自律移動ロボット(AMR)共同試作機「VBoT」を一部公開している。VecowのAI及びロボット制御機能を兼ね備えた統合ソリューションとKudan Visual SLAMを組み合わせ、Vecowのハードウェアをベースに開発した。工場や倉庫のオペレーションで課題とされていた位置の再認識を解決し、信頼性を確保した動作が可能になったとしている。

<4582> シンバイオ製薬 1024 -46
大幅続伸でスタート。東証が9日から信用取引規制を解除したことが好感されたもよう。前営業日まで信用取引による新規の売付及び買付に係る委託保証金率を70%以上(うち現金40%以上)とする規制措置を受けていた。日証金も増担保金徴収措置を解除している。規制解除で取引が活発化するとの期待のほか直近の下落基調を受けて押し目買いも入ったようだ。ただ、その後は売りに押され下落に転じている。

<6182> ロゼッタ 2760 +59
大幅に3日ぶり反発。連結子会社のMATRIX(東京都新宿区)がロボットやスマートマスクを手掛けるドーナッツロボティクス(東京都港区)と業務提携すると発表している。ドーナッツロボティクスが開発したスマートフォンと連動して8カ国語を翻訳できるスマートマスク「C-FACE」と、MATRIXの言語フリーサービス「友コネクト」を連動させてアフターコロナでの対面接客シーンを変革させる。

<2438> アスカネット 1088 +143
大幅に反発。空中結像を可能にする樹脂製ASKA3Dプレートの新サイズ(250mm×250mm)を開発し、4月1日から販売受付を開始すると発表している。10インチ相当の画面サイズまで空中結像が可能となり、多くの用途に活用されることが期待されるという。また、21年4月期第3四半期累計(20年5月-21年1月)の営業利益は新型コロナウイルスの影響で前年同期比78.3%減の1.40億円で着地した。通期予想は2.00億円で据え置いた。

<6787> メイコー 2430 +84
昨年来高値。8日付で東証1部への市場変更を申請したと発表している。社会的信用力の一層の向上や投資家層の拡大、財務戦略の多様化のため、東証1部への上場が望ましいと判断したという。上場市場がJASDAQから東証1部へ変更されれば、TOPIX(東証株価指数)の構成銘柄となり、指数に連動した運用を目指すパッシブファンドなどの購入が期待できるとの見方から先回り買いが入っているようだ。 <ST>
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