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SBテクノロジー---3Qは2ケタ増収増益、売上高・各利益ともに過去最高を達成


SBテクノロジー<4726>は28日、2021年3月期第3四半期(20年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比19.9%増の490.62億円、営業利益が同14.8%増の24.73億円、経常利益が同13.8%増の24.61億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同11.5%増の14.79億円となった。なお、売上高、限界利益、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は第3四半期連結累計期間として、過去最高となった。

ICTサービス事業は堅調に推移し、前年同期と比較して各ソリューションの業績は以下のとおりとなった。

ビジネスITソリューションの売上高は前年同期比45.9%増の36.55億円、限界利益は同20.3%増の13.56億円となった。ソフトバンク<9434>における事業部門向けのシステム開発やIoT案件などが拡大した。また、政府DXにおける農林水産省向け電子申請基盤の開発案件も進捗したほか、厚生労働省向け日本版O-NET保守運営などにより、売上が拡大した。

コーポレートITソリューションの売上高は前年同期比6.6%増の123.48億円、限界利益は同12.3%増の52.96億円となった。ソフトバンクのグループ会社における大型クラウドシステムの開発フェーズがピークを迎え運用フェーズに移った影響が出たものの、新型コロナウイルス感染症の影響で加速するDXの取り組みの一環としてゼロトラストセキュリティの構築やヘルプデスク業務などの運用、また自社サービスであるclouXion(クラウジョン)やマネージドセキュリティサービスの売上が伸長した。
テクニカルソリューションの売上高は前年同期比59.9%増の168.17億円、限界利益は同39.2%増の49.51億円となった。前年第3四半期より開始したソフトバンクのIT領域におけるベンダーマネジメント案件が増収を牽引し、また第2四半期より電縁を連結したことによる効果もあり増収増益となった。

ECソリューションの売上高は前年同期比0.4%減の162.41億円、限界利益は同1.0%増の23.22億円となった。ノートンストアのEC運営代行ビジネスが落ち込んだが、フォント事業が順調に推移し減収増益となった。
2021年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.3%増の620.00億円、営業利益が同18.6%増の36.00億円、経常利益が同18.7%増の36.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.1%増の21.00億円とする期初計画を据え置いている。


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