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ベルトラ---3Qは売上高が8.40億円、国内旅行は徐々に回復


ベルトラ<7048>は12日、2020年12月期第3四半期(20年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比74.5%減の8.40億円、営業損失が9.33億円(前年同期は8.02億円の利益)、経常損失が8.75億円(同7.39億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が10.98億円(同4.98億円の損失)となった。

従来より現地体験ツアー専門のOTA(オンライン・トラベル・エージェント)企業として、主に日本人の海外旅行向けのサービスを提供する「海外旅行部門」、訪日旅行者向けのサービスを提供する「インバウンド部門」、グローバルな旅行者向けに世界各地のサービスを提供する「グローバル部門」に組織編成していたが、新型コロナウイルス感染症の影響をうけて、第2四半期連結会計期間において、「インバウンド部門」の一部である中華圏事業(中国語サイト)及び「グローバル部門」の一部であるグローバル事業(ベルトラ英語サイト)を閉鎖している。

2020年1月及び2月については新型コロナウイルス感染症の影響は出始めていたものの、前年同期を上回る営業収益となっていたが、3月以降の全世界的な感染拡大により、予約数も大幅に減少した。日本政府による緊急事態宣言解除後の6月以降、国内旅行は徐々に回復している傾向にあるものの、依然として海外への渡航制限が継続していることから、海外旅行については厳しい状況が続いている。

2020年12月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う事業活動への影響が不透明であり、現時点において合理的な算定が困難であることから、未定としている。今後、業績予想の算定が可能となった時点で速やかに開示する。




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