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日本電技---2Q売上高121.13億円、業績予想の上方修正に加え期末配当金の増配を発表


日本電技<1723>は2日、2021年3月期第2四半期(20年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が121.13億円、営業利益が7.79億円、経常利益が8.34億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が5.64億円となった。2021年3月期第1四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、対前年同四半期増減率については記載していない。

空調計装関連事業の受注高は181.80億円、売上高は100.44億円となった。受注工事高は180.34億円、内訳は、新設工事が68.68億円、既設工事が111.65億円となった。新設工事において、研究施設及び事務所向け物件、並びに宿泊施設向け物件等が増加し、既設工事において、工場向け物件等の減少があった。完成工事高は98.99億円、内訳は、新設工事が51.79億円、既設工事が47.19億円となった。新設工事において、事務所及びデータセンター向け物件等が増加、既設工事においては研究施設向け物件等の減少があった。また、制御機器類販売の受注高及び売上高は、1.45億円となった。

産業システム関連事業の受注高は24.82億円、売上高は20.68億円となった。主に工場や各種搬送ライン向けの計装工事、各種自動制御工事及び食品工場向けの生産管理システムの構築等を行う産業システム関連事業については、受注工事高は、産業用ロボット関連工事及び省エネ関連工事等が順調に推移し、23.01億円となった。完成工事高は、地域冷暖房関連設備の計装工事及び設備工事等が順調に推移し、18.87億円となった。また、制御機器類販売の受注高及び売上高は、1.81億円となった。

2021年3月期通期については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高は320.00億円、営業利益は42.00億円(前回予想比18.3%増)、経常利益は42.50億円(同18.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は29.30億円(同19.1%増)としている。また、期末配当予想についても、82.00円から100.00円に増配することを発表した。この結果、年間配当金は110.00円になる予定。




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