シンバイオ製薬---自社販売体制に向けた承継の開始

シンバイオ製薬<4582>は7日、抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」の国内販売についてエーザイ<4523>との承継作業を開始したと発表。両社が2008年8月に行ったベンダムスチン事業提携契約が、2020年12月に契約満了を迎える。本承継は、契約満了を迎えるにあたり抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」の国内販売について自社販売体制の構築準備の一貫である。

また、シンバイオ製薬は、スズケン<9987>(以下、スズケングループ)及び東邦ホールディングス<8129>の連結子会社である東邦薬品(以下、共創未来グループ)と医薬品の売買に関する取引基本契約を締結完了した。

営業組織体制としては、全国に医薬品情報担当者51名の配置を既に完了し、今後、エーザイの協力のもと情報提供活動を開始。各地域のニーズに合わせた企画立案を実施・展開する役目を担う「ヘマトロジー・エキスパート」を新たに設置する。全国流通体制としては、スズケングループと共創未来グループを総代理店として取引を行い、物流センターは東日本と西日本の2拠点としエス・ディ・コラボとの取引を開始する。




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