高千穂交易<2676>は3日、2021年3月期第1四半期(20年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.0%減の42.08億円、営業利益は同96.6%減の0.02億円、経常利益は同79.7%減の0.24億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.20億円(前年同期は1.14億円の利益)となった。

システムセグメントの売上高は、前年同期比17.9%減の24.30億円、営業利益は前年同期比0.80億円減少の0.52億円の損失となった。リテールソリューション商品類では、新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う小売業休業などの影響を受けて商品監視システムの販売が伸び悩み、売上高は同14.8%減の7.43億円となった。オフィスソリューション商品類は、テレワーク需要の高まりによりリモートアクセス商品の販売が好調に推移したが入退室管理システムの販売が減少し、売上高は同17.3%減の6.74億円となった。グローバル商品類は、タイの高度防火システムの売上が原油価格の低迷や新型コロナウイルス感染症の影響で新規プラント建設が停滞したことなどから減速し、売上高は同28.3%減の5.55億円となった。サービス&サポート商品類は、売上高が同8.0%減の4.56億円となった。

デバイスセグメントの売上高は同2.5%減の17.77億円、営業利益は同3.9%増の0.55億円となった。電子商品類では、テレワーク需要の高まりにより通信機器やパソコン向け電子部品の販売が好調に推移し、売上高は同2.2%増の9.15億円となった。産機商品類では、複写機やオフィスファニチャ市場への機構部品の販売が減速し、売上高は同7.1%減の8.62億円となった。

2021年3月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症が国内外で拡大している影響による国内外の事業環境が不透明であり、現段階では合理的な業績予想の算出が困難であるため、未定としている。今後、業績への影響を慎重に見極め、合理的な予想の開示が可能となった時点で速やかに公表するとしている。


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情報提供元:FISCO
記事名:「高千穂交易---競争力強化と収益力向上及びグローバルビジネス拡大や新規ビジネスによる収益基盤の創出に注力