ステップ<9795>は7月31日、2020年9月期第3四半期(19年10月-20年6月)決算を発表した。売上高が前年同期比10.3%減の74.73億円、営業利益が同53.0%減の7.37億円、経常利益が同52.7%減の7.57億円、四半期純利益が同53.5%減の5.08億円となった。

2020年3月~5月の期間は、新型コロナウイルス感染症の影響を強く受けており、小中学生部門および高校生部門の全校舎を3月2日から14日まで休講とし、動画配信を強化すると共に、その間の授業料について、90%に当たる総額2.80億円を各家庭に返却した。その後の春期講習はほぼ予定通りの実施となったが、直後の4月7日の緊急事態宣言発令を機に、小中学生部門、高校生部門ともに対面式のライブ授業からオンラインでの授業に全面移行した。該当する4月・5月の授業料は、小中学生部門、高校生部門共に、通常よりも大幅に値下げした特別授業料(学年により約60〜80%の値下げ)に変更した。4月・5月に実施したオンライン授業では、2ヶ月で4万本を超える動画を配信し、さらに双方向のオンラインホームルームを実施するなど、塾生向けの対応を進めた結果、塾生や保護者からかつてないほど多くの感謝の声があった。緊急事態宣言の解除後については、「ライブ授業をメインに据えつつオンライン対応も活用していく」ハイブリッド指導を進めている。なお、6月1日より対面式の授業を段階的に再開、授業料も6月より通常に復している。7月下旬からの夏期講習は、夕方から夜の時間に授業を集中する形にし、どの地域であっても生徒が安心して夏期講習に通えるスタイルをいち早く打ち出した。前年とほぼ同等(一部学年は例年以上)の授業時間を確保し、講習費もトータルでは前年並みの金額に設定して実施する。なお、生徒募集の入会の流れは、6月から再び動き出している。

学童部門は、STEPキッズ湘南教室が順調に成長し、高校受験ステップ藤沢駅南口スクール校舎内に拡張移転したが、前年度にはその移転費用も含めて通期で黒字化している。2020年3月には2スクールを開校し、STEPキッズのネットワーク化がスタートした。

なお、当年度中の新規開校は、小中学生部門の2スクールと学童部門の2教室の計4ヵ所である。

2020年9月期通期については、同日、業績予想を発表した。売上高が前期比5.4%減の109.67億円、営業利益が同28.1%減の19.34億円、経常利益が同28.0%減の19.70億円、当期純利益が同32.1%減の13.19億円としている。


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情報提供元:FISCO
記事名:「ステップ---3Qは売上高が74.73億円、オンラインも活用し授業を再開