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日本電技---1Q売上高56.02億円、空調計装関連事業の受注工事高は事務所及び研究施設や医療施設向け物件が増加


日本電技<1723>は29日、2021年3月期第1四半期(20年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が56.02億円、営業利益が2.32億円、経常利益が2.65億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が1.74億円となった。2021年3月期第1四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、対前年同四半期増減率については記載していない。

空調計装関連事業の受注高は99.43億円、売上高は43.89億円となった。受注工事高は98.78億円となった。新設工事において事務所及び研究施設向け物件、並びに医療施設向け物件等が増加したものの、既設工事において工場向け物件等の減少があった。内訳は、新設工事が37.68億円、既設工事が61.10億円だった。完成工事高は43.25億円となった。新設工事において事務所及びデータセンター向け物件等が増加、既設工事においては工場及び通信施設向け物件等が増加した。内訳は、新設工事が21.81億円、既設工事が21.44億円だった。また、制御機器類販売の受注高及び売上高は、0.64億円となった。

産業システム関連事業の受注高は13.46億円、売上高は12.13億円となった。受注工事高は、電気工事及び産業用ロボット関連工事等が順調に推移し、12.82億円となった。完成工事高は、地域冷暖房関連設備の計装工事及び設備工事等が順調に推移し、11.49億円となった。また、制御機器類販売の受注高及び売上高は、0.64億円となった。

2021年3月期通期については、売上高は320.00億円、営業利益は35.50億円、経常利益は36.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は24.60億円とする5月20日に公表した業績予想を据え置いている。




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