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カイカ Research Memo(5):仮想通貨関連事業のシステム開発コストは減少のもよう


■CAICA<2315>のセグメント別の業績動向

仮想通貨関連事業は大きくシステム開発と、仮想通貨の投融資運用に分類できる。システム開発に関しては前期までは開発負担が先行していたもののこれが一巡し今期からは回収フェーズに入っている。投融資運用は仮想通貨の相場次第となるが、20年4月末のビットコインの価格は93万円程度で、19年10月末の水準と大きな差はないため波乱要因になる可能性は低いと思われる。
これらのことから19年10月期セグメント利益は約3億円の赤字となったが、20年10月期においては改善が期待される。


金融商品取引事業はコロナショックの影響を受けるものの、CFD取引に期待
金融商品取引事業では、eワラント証券においてカバードワラントの組成販売を行っている。カバードワラントは顧客との相対取引になり、組成者は株式市場での取引価格を元にカバードワラントを組成し顧客に価格を提示するが、相場が急激に変動すると組成費用が想定を上回り、収益性が低下また採算割れとなる可能性がある。コロナ感染の世界的な拡大等の影響に伴う金融市場の混乱等により、トレーディング収益が低迷している可能性はあろう。一方で、4月にCFD取引を新たに提供開始しており、今後の収益源としての期待はある。


(執筆:フィスコアナリスト)




<SF>

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