エーバランス Research Memo(10):アジア圏における再生可能エネルギーグローバル企業を目指す
2. 今後の成長戦略
Abalance<3856>は今後、ESG、SDGsの推進による社会価値と企業価値の両立により、アジア圏での再生エネルギーグローバル企業を企図している。目標を実現していくうえでの戦略として、1)発電所の自社保有によるキャッシュ・フローの拡大、2)保有発電所から得られるキャッシュ・フローによる海外投資等の加速、3) 新規事業によるアップサイドの獲得——の3点を掲げている。
(1) 発電所の自社保有によるキャッシュ・フローの拡大
我が国の電源構成に占める再生可能エネルギー比率は約17%(2018年)というデータがあり、諸外国に比べて低い水準にとどまっている。2030年のエネルギーミックスではこれを22~24%に引き上げることを国の政策として掲げており、再生可能エネルギーの比率を高めていく方策に今後も大きな変更はないものと予測される。台風等の災害原因ともされる地球温暖化の防止やCO2削減の取り組みは喫緊の課題となっており、CO2を排出しないグリーンエネルギー事業を営む同社にとっては追い風となる。
こうした外部環境のなかで、同社は2030年までに、国内と海外を合わせて、保有発電所1GWを目標としており、これは原発1個分にもなる発電規模である。保有発電所1GWを実現した場合、試算では、売電収入は100億円以上とまさに安定収益源となり、キャッシュ・フローの源泉となる。
自社保有の開発例として、宮城県角田市の発電所はグループ最大級の発電所で、総投資予定は56億円、2021年3月の完成後、初年度売電収入7.5億円を見込んでいる。大和町太陽光発電設備、大衡村太陽光発電所、福島大波太陽光発電所などの各発電所は順次完成・売電開始の予定であることから、事業構造の転換は投資実行の段階から収益計上、キャッシュ・フローの獲得という実現段階へ移行していくものと予想される。
(2) 保有発電所から得られるキャッシュ・フローによる海外投資等の加速
2つ目の戦略として、自社保有発電所の売電収入で獲得したキャッシュ・フローを使って、電力需要が旺盛な海外市場での投資を拡大していく。既に、ベトナムでは現地企業との合弁会社でソーラー発電プロジェクト(EPC及びIPP事業)を含む複数のプロジェクトが進行中で今後も拡大する方針。
2020年2月には、環境省が実施する2019年度「二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism:JCM)」資金支援事業のうち、設備補助事業の案件公募に代表事業者として採択されたことを発表した。本案件は、WWBがカンボジア国内において1MWの太陽光発電と0.5MWのバイオマス発電を併設した計1.5MW規模のJCM初のハイブリッド発電設備を建設、現地精米所に発電電力を供給する計画となっている。カンボジアの温室効果ガスを削減し、日本国のGHG削減目標の達成への貢献を目的としており、プロジェクトはカンボジア政府と日本政府の協力の下で実施されることになっている。
現地精米敷地内に1.0MWのグラウンド型太陽光発電と精米所から排出されるもみ殻を燃料とした0.5MWのバイオマス発電を併設したハイブリッド発電により、消費電力が増加する昼間と一定した消費電力の夜間など変動する消費電力に対して、太陽光発電とバイオマス発電のデメリットを互いに補完、消費電力の変動に合わせた無駄が少なく、且つ、安定した電力の供給を可能にする独自のハイブリッド発電システムの構築を行う。本事業は北九州市及びプノンペン都の都市間連携事業において策定された「プノンペン都気候変動戦略行動計画」の施策を具体化したものとしている。今回の案件を一つの契機として、今後さらに同種の案件獲得が期待される状況となっている。
VSUNは2015年に創業来、日本人の技術指導を受けながら太陽光パネルの性能や品質、信頼性の向上を図り、競争力を強化してきた会社で、主に欧州向けの販売拡大で成長し2018年4月にはベトナム政府からハイテク企業賞を受賞している。2019年12月期の単体売上は100億円を超え、パネル製造能力は、年間1.5GW、世界で25位にランクインされている。VSUNの業績は、当第2四半期には反映されていないが、当期中の持分化をすべく現地監査法人ERNST&YOUNGアースト&ヤング(EY)と協議準備している。持分化されれば連結業績の経常利益に反映されることになり、プラス寄与が期待される。
(3) 新規事業によるアップサイドの獲得
既存事業の拡大戦略に加えて、卒FIT、蓄電池、風力開発等の新規事業育成にも注力していく。
まず、市場では、2019年11月以降、順次買取契約を終える卒固定価格買取制度(FIT)※に注目が集まっており、これについて、同社では卒FIT戦略として、第三者保有やPPAモデル等を検討しているほか、FIT売電型に代わって、自家消費型の市場拡大が見込まれる蓄電池事業に本格参入する構えだ。
※FIT制度(固定価格買取制度)とは、再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを国が約束する制度。発電した電気は全量買取対象となるが、住宅用等の10kW未満の発電設備では自家消費した後の余剰分が買取対象となる。
風力開発では、WWBは北海道檜山エリアにおける風力発電所(陸上・小型)3基の開発を完了し売電を開始しており、すでにその一部は収益計上、キャッシュ・フローの獲得段階に入っている。売電を開始した本3基を含む計10基について、風力発電事業における初期の事業投資として推進中で残りの7基も本年度中の稼働予定としている。年間100基程度の風力発電所(陸上・小型)の開発を進め、毎期30億円超の投資計画となっている。
また、日本光触媒センターでは、新型コロナウィルス感染症拡大による需要増に生産対応しているが、感染症防止の意識は今後も継続すると予想される。このため、量産化に向けて生産体制の増強と同時に、開発用設備の投資実行、及び国内ドラッグチェーン、海外(中国、韓国、欧米)販路の拡大を図る方針である。
以上の3つのステップを着実に達成することにより、ESG、SDGs経営を進めると共に、アジア圏における再生可能エネルギーグローバル企業を目指している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<EY>
【日本代表】まさかの敗戦…初先発9人も守り固められた最終局面崩せず主軸との実力差浮き彫り
【日本代表】本田圭佑「負けたんかい。内容どうやったんやろ」Xにファンの声続々 最終予選初黒星
月面着陸に挑戦のアイスペース 最終段階で通信確立できず 不具合か
【巨人】大勢押し出し死球でサヨナラ負け 阿部監督「責められない」4連敗で首位阪神と4・5差
【日本代表】「人生で一番緊張」俵積田晃太“シフト”で縦突破の機会与えられ「通用するところも」
【FC東京】浦和FW長倉幹樹を期限付き移籍で獲得、新潟や岡山との争奪戦制す 松橋監督と再び共闘
Belkin、パワフルな充電アクセサリとゲーム必需品を含む新たなゲーミング製品ポートフォリオを発表
「ロボット審判」来季導入提案へ「各球団は非常に前向き」コミッショナー 米メディア報道
【日本代表】小野伸二氏「策にはまった」中村憲剛氏「執念の強さ」オーストラリアの勝負強さ称賛
【阪神】西勇輝が4月12日以来2カ月ぶり2軍で実戦 自身のインスタで「内側側副靱帯の変性で」
ヒカル、浮気相手とのLINE流出にドン引きの声「キモすぎる」「吐きそう」
元フジ渡邊渚、スケスケ水色衣装で「タイトルにはいろんな意味を…」初写真集「6・25」発売
高嶋ちさ子“休養宣言” 突然の報告「しばらくお休みさせて頂きます。インスタも更新しないかも」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
73歳大物歌手、GACKTの「古古米は腰を抜かすほど美味しい」発言に「残念な人」
長嶋茂雄さん、ご遺体が自宅に戻る…一茂さん、三奈さんに付き添われ 王貞治氏も訪れる
長嶋茂雄さん死去 89歳 プロ野球・巨人軍終身名誉監督
有吉弘行、デートでリュック姿の男性をダサいと言う女性をバッサリ「それ言ってるヤツの…」
娘殺した同級生は自殺… 真相知れなかった母が伝えたい「命の重み」
松井秀喜氏、長嶋茂雄さんと「生前に約束したことがある」2人きりの対面終え明かす 緊急帰国
父が再婚の丸山隆平(36)現在の家族関係がとんでもないことになっていたと話題に
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
ヒカル、浮気相手とのLINE流出にドン引きの声「キモすぎる」「吐きそう」
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
ガーシー、佐野ひなこの暴露を示唆でネット騒然「ファンだったのに」
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
浜崎あゆみ、バスト丸見えの投稿にネット騒然「巨乳すぎて不自然」
「名探偵コナン」最大の謎、蘭姉ちゃんのあの角の正体がついに判明
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
8÷2×(2+2)=の答え、ついに数学者が正解を発表!それは・・・

【日本代表】まさかの敗戦…初先発9人も守り固められた最終局面崩せず主軸との実力差浮き彫り
【日本代表】本田圭佑「負けたんかい。内容どうやったんやろ」Xにファンの声続々 最終予選初黒星
月面着陸に挑戦のアイスペース 最終段階で通信確立できず 不具合か
【巨人】大勢押し出し死球でサヨナラ負け 阿部監督「責められない」4連敗で首位阪神と4・5差
【日本代表】「人生で一番緊張」俵積田晃太“シフト”で縦突破の機会与えられ「通用するところも」
【FC東京】浦和FW長倉幹樹を期限付き移籍で獲得、新潟や岡山との争奪戦制す 松橋監督と再び共闘
Belkin、パワフルな充電アクセサリとゲーム必需品を含む新たなゲーミング製品ポートフォリオを発表
「ロボット審判」来季導入提案へ「各球団は非常に前向き」コミッショナー 米メディア報道
【日本代表】小野伸二氏「策にはまった」中村憲剛氏「執念の強さ」オーストラリアの勝負強さ称賛
【阪神】西勇輝が4月12日以来2カ月ぶり2軍で実戦 自身のインスタで「内側側副靱帯の変性で」