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テクマト Research Memo(4):2020年3月期第2四半期累計業績は過去最高を更新


■業績動向

1. 2020年3月期第2四半期累計業績の概要
テクマトリックス<3762>の2020年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上高で前年同期比13.9%増の13,800百万円、営業利益で同42.3%増の1,343百万円、経常利益で同50.8%増の1,339百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益で同48.8%増の871百万円とそれぞれ会社計画を上回る増収増益となり、過去最高を連続更新した。また、受注高も前年同期比12.7%増の14,512百万円と拡大基調が続いており、第2四半期末の受注残高についても前年同期末比で19.8%増の17,865百万円といずれも過去最高を更新し、前期に引き続き力強い成長を印象付ける決算となった。

年々巧妙さを増すサイバー攻撃を防御するため、企業の情報セキュリティ関連に対する投資は依然旺盛で、主力の情報基盤事業の売上高が前年同期比11.5%増となったほか、アプリケーション・サービス事業も医療分野、CRM分野、ソフトウェア品質保証分野を中心に同19.2%増と好調に推移し、両事業とも過去最高売上を更新した。

売上総利益率は増収効果や生産性向上により前年同期比0.4ポイント上昇の35.2%となり、売上総利益は同15.1%増益となった。販管費は人件費や研究開発費等の増加があったものの、増収効果によって販管費率は同1.6ポイント低下し、営業利益率では同1.9ポイント上昇の9.7%となり、第2四半期累計としては過去最高水準まで上昇した。なお、営業外収支がやや改善しているが、これは為替差損益が41百万円改善したことが主因となっている。

なお、会社計画の上方修正要因を見ると、売上高は情報セキュリティ関連製品が好調に推移したことに加えて、CRM事業で大型案件を受注し売上に寄与したこと、ストック型ビジネスが順調に成長したこと等が挙げられる。また、利益面では、増収効果及び人件費の抑制が主因となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)




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