翻訳センター Research Memo(3):主力の翻訳事業は4分野に専門特化
1. 事業環境
国内の翻訳・通訳を合わせた市場規模は2,883億円(2018年発表、前年比3.1%増、矢野経済研究所)で着実に成長している。その中で翻訳のみの市場規模は2,500億円前後、グローバル化の流れの中で安定成長をしている(ヒアリングベース)。産業翻訳が市場の大半を占め、医薬・金融・自動車、電機、エネルギー、IT通信、小売業などの国内企業のグローバル展開や外資系企業の日本進出が需要発生のドライバーである。産業翻訳ニーズの最近の特徴として「スピード化」「大型プロジェクト」が挙げられる。自動車、医薬品、IT業界などをはじめとして、日本企業は成長機会を求めて海外展開を加速させており、翻訳会社としても高いレベルの対応力が求められる。またAIの進展は業界に大きな変化をもたらしつつある。2016年11月にGoogle(グーグル)がリニューアルした翻訳ツールは、機械翻訳(NMT)を採用しており、それまでに比べて格段に翻訳精度が向上し、業界を驚かせた。産業翻訳の使用では現状の機械翻訳(NMT)は、分野の得手不得手があるものの、将来的にはより多くのビジネスシーンで活用されるものと予想される。
2. 翻訳事業
主力の翻訳事業は、同社本体、連結子会社のHC Langeage Solutions、(株)パナシア及び新たにグループ会社となった(株)メディア総合研究所が行っている。分野特化戦略を推進しており、「特許」「医薬」「工業・ローカライゼーション」「金融・法務」の4分野に組織が分かれ、専門化している。
a) 顧客業界とサービス内容
「特許分野」の顧客は特許事務所や企業の知的財産関連部署であり、主に特許出願用の明細書など特許関連文書の翻訳サービスを提供する。近年、特許事務所からの受注に加え、企業知財関連部署の売上比率が伸びており、約4割を占めるまでになった。業種としては電機、機械、化学、製薬やバイオなどの大手メーカーが中心である。
「医薬分野」の顧客は国内外の製薬会社・医療機器会社であり、医薬品・医療機器の研究開発から承認申請、マーケティングまで、あらゆるステージで発生する文書の翻訳サービスを提供する。グローバルのトップ製薬会社は外注する翻訳会社を絞る傾向にあり、プリファードベンダー(優先調達先)になれないと取引できない場合も増えている。同社では実績と知名度を背景に、世界のトップ製薬会社の多くと取引実績があり、大手製薬会社をターゲットにプロジェクト型案件及び顧客常駐型サービスの拡大を推進している。
「工業・ローカライゼーション分野」は、自動車、電機、精密機械といった主要製造業から、エネルギー、情報・通信、IT、ゲームといった非製造業まで、幅広い産業領域を対象とする。取扱文書は、仕様書、作業手順書、取扱説明書、教育資料、Webサイトなど様々であり、1つのドキュメントから複数の言語に翻訳することも多い。
「金融・法務分野」の顧客は国内外の銀行・証券・保険会社、法律事務所及び企業の管理系部署である。金融関連では目論見書や運用報告書、法務関連では各種契約書、企業管理部署関連では決算短信や有価証券報告書、株主総会招集通知、アニュアルレポートなどのIR関連の開示資料などが代表的な文書である。近年、企業の管理系部署との取引を拡大させている。
b) 強み
同社の特長は、「組織化・システム化された営業機能・制作機能」である。これにより、要求の厳しい産業翻訳顧客に対して、バランスの良い価値(品質、スピード、コスト)を提供でき、かつ大規模プロジェクトや多言語案件にも機動的に対応できる。営業機能に関しては、
1) 専門特化によるノウハウ蓄積
2) 信頼されるコミュニケーションと顧客社内他部門への展開
3) グループネットワークを生かしたサービスの提案
などが強みとなっている。
制作機能に関しては、
1) 約2,900人の翻訳・通訳登録者
2) ICTによる登録者マッチングシステム
3) 翻訳支援ツール、機械翻訳(NMT)の活用
4) 80言語以上に対応
5) 専門特化した子会社(メディカルライティング、海外への特許出願支援など)
などが強みとなっている。営業及び制作の両機能は相互に影響し合い、好循環を生んでいる。これらの強みは、当然顧客満足にもつながっており、リピートオーダーが8割を超えるのもうなずける。
c) セグメント別業績推移
翻訳事業全体では2019年3月期の売上高は8,506百万円(前期比12.0%増)、営業利益は811百万円(同15.8%増)と増収増益。特許分野では主要顧客である特許事務所からの受注が好調に推移したのに加え、企業の知財関連部署との取引も順調で売上高2,139百万円(同13.7%増)、医薬分野では国内外の製薬会社からの安定した受注に加えCRO(医薬品開発受託機関)との取引が順調に推移し売上高2,897百万円(同5.5%増)、工業・ローカライゼーション分野では、(株)メディア総合研究所が連結対象に加わったことにより売上高2,725百万円(同21.6%増)、金融・法務分野では、企業の管理系部署との取引が堅調なことにより売上高744百万円(同1.9%増)と、分野によって差はあるが全体として順調だった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
<SF>
「ごぶごぶフェス」25年も5月に万博公園 今年は「H Jungle with t」“復活”
シリーズ累計出荷数30万個超!コトブキヤ大人気プラモデル『アルカナディア』アニメ化決定!「ルミティア」記念イラスト公開
劇場版「美男高校地球防衛部ETERNAL LOVE!」ムビチケ特典第2弾はオリジナルチケットホルダー!主題歌店舗別特典も公開
佐々木麟太郎が26年MLBドラフト候補ランクで全米24位にランクイン、一塁手では最上位
TENGAとジェンダーレスアンダーウエアブランド「Bushy Park」がコラボ♡
ドランクドラゴン鈴木が「史上初の快挙」?出演ドラマのセリフに「あんな事して大丈夫かなー」
「正体」作家、紛失したかばんと財布そのまま発見に感動「奇跡的にお金も抜き取られることなく」
MRI-SimmonsがTruthset Data Collectiveと参加、データ品質のさらなる検証を推進
子猫が先輩の『大事な部分』をタッチしてしまった結果…思わず吹き出す"2匹のやり取り"が537万再生「そっと触る感じw」「表情がw」
【鹿島】柳沢敦氏、来季からトップチームコーチ就任 元日本代表でユース監督 2度目の就任
高橋ジョージ「やっぱりお縄だよ」新曲の印税引き出したら銀行の態度が…その後に残高見て仰天
「普通は即死」渡辺香津美、危篤状態から在宅療養に 妻「生きていてさえくれれば…」
粗品がバッサリ「おじさんパーカー騒動」の27歳女性脚本家を“ひと言”で介錯
上沼恵美子に「番組ナメてはりません?」ブチ切れされた大物俳優が「君は…」
北九州中学生2人死傷 近くに住む40代男性を殺人未遂容疑で逮捕
さらば・森田、『ラヴィット』で放送禁止用語の大失言!麒麟・川島が即謝罪もブチ切れ
中川翔子「加害者を守る必要なんかない」 北九州・中学生殺傷事件では容疑者報道めぐり物議
特殊捜査係20人が窓ガラス割り突入、容疑者確保 中学生2人殺傷
二宮和也、45歳女性タレントに打ち合わせでの悪い態度を暴露され「何であいつ来るんだよ」恨み節
ベラルーシで日本人2人目の拘束 日本大使館が現地報道を事実と確認
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
浜崎あゆみ、バスト丸見えの投稿にネット騒然「巨乳すぎて不自然」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
中山美穂さんが“一番心を許していた親友”は男性芸人「つらすぎるけど泣かないように頑張ります」
高橋ジョージ「やっぱりお縄だよ」新曲の印税引き出したら銀行の態度が…その後に残高見て仰天
千円札に込めた奇跡!明石家さんまが30年間大切にした「ラブレター」に感涙
クロちゃんを騙した「レイちゃま(小林レイミ)」の現在が別人すぎると話題に
飯島直子「いつみんなに言おうか…」別れを報告「お空へ旅立ちました」
まるで別人?浜崎あゆみのFNS歌謡祭での姿に驚きの声
54歳急死の中山美穂さん自宅に妹、中山忍の姿 報道陣に深々と頭下げる
NY為替:ドル・円は156円28銭まで下落
「ごぶごぶフェス」25年も5月に万博公園 今年は「H Jungle with t」“復活”
シリーズ累計出荷数30万個超!コトブキヤ大人気プラモデル『アルカナディア』アニメ化決定!「ルミティア」記念イラスト公開
劇場版「美男高校地球防衛部ETERNAL LOVE!」ムビチケ特典第2弾はオリジナルチケットホルダー!主題歌店舗別特典も公開
NY為替:【市場反応】米・12月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値、ドル売り
佐々木麟太郎が26年MLBドラフト候補ランクで全米24位にランクイン、一塁手では最上位
TENGAとジェンダーレスアンダーウエアブランド「Bushy Park」がコラボ♡
ドランクドラゴン鈴木が「史上初の快挙」?出演ドラマのセリフに「あんな事して大丈夫かなー」
「正体」作家、紛失したかばんと財布そのまま発見に感動「奇跡的にお金も抜き取られることなく」
MRI-SimmonsがTruthset Data Collectiveと参加、データ品質のさらなる検証を推進