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船井総研 Research Memo(5):19年12月期も売上高・各利益ともに過去最高を見込む。スタートダッシュは好調


■今後の見通し

● 2019年12月期通期の業績見通し
船井総研ホールディングス<9757>の2019年12月期通期の連結業績は、売上高が前期比8.3%増の23,500百万円、営業利益が同9.2%増の5,400百万円、経常利益が同7.8%増の5,400百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.2%増の3,700百万円と増収増益を予想する。中期経営計画の3年目の計画値であり、同社の実力からすればやや保守的な計画ではあるが、早期に達成の目途を付けて上方修正したい考えだ。

経営コンサルティング事業では、事業戦略の重点テーマの1つとして「ソリューションのIT化、デジタル化、クラウド化の促進」を掲げ、デジタル化支援の定着を引き続き目標とする。2018年12月期は第1四半期のスタートダッシュで苦戦をしたが、2019年12月期は2018年12月期第4四半期の勢いそのままに好調を維持している。ロジスティクス事業では、2018年7月より(株)船井総合研究所から船井総研ロジ(株)へ物流コンサルティング業務を吸収分割の方法により事業移管し、物流コンサルティング業務の強化を行っている最中だ。また、その他の事業では、ダイレクトリクルーティング事業において、採用コストを抑えるためのAIを活用したソリューションを拡販する。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)



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