ホットリンク Research Memo（7）：2019年12月期も積極的な戦略投資を実行し、売上成長を加速していく方針

■今後の見通し

1. 2019年12月期の業績見通し
ホットリンク<3680>の2019年12月期の連結業績は、売上高で前期比31.8%増の4,272百万円、営業利益で同89.2%減の35百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益で同41.7%減の64百万円と増収減益を見込んでいる。為替前提レートについては1米ドル105円としている。

売上高についてはe-mining事業の売却による減収要因（約2.5億円）があるものの、ソリューション事業やクロスバウンド事業で引き続き高成長が見込まれており、増収率は前期からさらに加速する見通しとなっている。一方、営業利益については前期に計上した株式売却益382百万円がなくなることが減益要因となる。株式売却益の影響を除けば89百万円の増益となる計算だ。それでも売上高の増加に対して、利益の増加が小さく見えるのは、クロスバウンド事業の成長に向けて人材投資等を積極的に進めていくことや、SaaS事業での開発費増、Twitterデータの値上げやEffyisにおけるミニマムギャランティーの影響が今期も一部残ることなどが要因となっている。

（執筆：フィスコ客員アナリスト　佐藤　譲）



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