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ワンダーコーポレーション---3Qは売上高が485.45億円、WonderREX事業が堅調に推移


ワンダーコーポレーション<3344>は15日、2019年3月期第3四半期(2018年3月-11月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.1%減の485.45億円、営業損失が1.57億円(前年同期は2.13億円の利益)、経常損失が1.46億円(同1.95億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が35.07億円(同0.05億円の利益)となった。

2018年3月にRIZAPグループ<2928>の連結子会社となり、グループの商材やサービスを生かした「高収益ハイブリット型店舗への転換」を進めており、グループでの購買機能を活用することで取引コストの低減に努め収益性の強化を図った。なお、全社的な取り組みとして、2018年11月に創業30周年を記念した日本最大級のフリーライブイベントである「ワンダーフェス」を開催し、各店においても連動した大規模なセールを実施した。

WonderGOO事業は、各店の収益力の向上させるため、既存店舗における売場効率が悪化したアイテムを縮小・撤退し、収益力の高い事業の導入を推進している。当第3四半期は自社事業である暗闇型エンタメフィットネスのTetraFitをWonderGOO三郷店に導入し、WonderGoo鴻巣店をTetraFitへ業態変更した。

新星堂事業は、売上高が発売タイトルに依存する収益構造であるため、イベント連動型店舗への転換を早期に進め音楽映像に関わるあらゆるライフスタイルを積極的に提案する。

WonderREX事業は、服飾・生活雑貨の品ぞろえを拡充し店舗数を年々拡大させ、堅調に推移している。同事業の継続的な成長には良質な商材確保が急務であるため、ジュエリーやオーディオ機器といったカテゴリ専門型の買取鑑定会を期間限定で開催し、幅広い商品調達ルートの開拓を実施している。この他にRIZAPグループ企業との連携等を進めており、事業拡大に必要な商品確保の取組みに注力する。

TSUTAYA事業は、サブスクリプション型サービスのTSUTAYAプレミアムの獲得促進など、安定的な収益確保に向けた取り組みを進めている。

第3四半期末の店舗数は、WonderGOO事業67店舗(内、FC8店舗)、WonderREX事業26店舗(内、FC2店舗)、TSUTAYA事業92店舗、新星堂事業98店舗、その他事業13店舗の合計296店舗となった。

2019年3月期の通期連結業績予想は、売上高が765.30億円、営業利益が7.90億円、経常利益が7.40億円、親会社株主に帰属する当期純損失が32.30億円とする11月14日に公表した業績予想を据え置いている。



<SF>

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