芙蓉総合リース---米国独立系オペレーティングリース会社の株式を取得

芙蓉総合リース<8424>は22日, 米国の独立系大手リース会社であるPacific Rim Capital, Inc. (以下「PRC」) の株式の一部を取得し, 持分法適用関連会社としたことを発表。

同社は中期経営計画「Frontier Expansion 2021」において、「海外」を戦略分野の一つとして位置付けており、特にインオーガニック戦略については、高い専門性を有する非日系リース会社への出資や提携により、事業領域の拡大を進めている。同社はPRCと長年の取引関係を有し、PRC の営業力、経営陣のマネジメント能力を高く評価しており、今後米国での事業を拡大していくに当たり、PRC が必要なビジネスパートナーであると判断し、今回の資本参加に至った。

今回の株式取得により、同社が北米エリアで有する日系顧客基盤とPRⅭのマッチングを進めることで、PRCの成長を加速させるとともに、PRCが持つマテハン機器のオペレーティングリース事業におけるノウハウを活用することで、北米エリアにおける安定した収益基盤を構築し、海外事業に対する取り組みを一層強化していく。

PRCは1990年に創業者である現経営陣2名により設立された米国の独立系リース会社。主に米国、メキシコ、カナダでマテハン機器のオペレーティングリース事業を行っており、米国独立系としては同事業における大手企業。マテハンリース市場は堅調な物流需要の増加を背景に今後も拡大が予想されており、PRCも順調な成長が見込まれている。



＜SF＞