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クロス・マーケティンググループ---3Qは営業利益が31.1%増、リサーチ事業及びITソリューション事業で受注が増加し増


クロス・マーケティンググループ<3675>は14日、2018年12月期第3四半期(18年4-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.6%増の125.77億円、営業利益が同31.1%増の4.29億円、経常利益が同60.9%増の3.82億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が2.49億円(前年同期は8.54億円の損失)となった。

リサーチ事業は、国内・海外の事業会社ともに、新規顧客開拓及び既存顧客の深耕を進め、各種マーケティングリサーチサービスの提供を行った。

国内の事業会社は主力であるクロス・マーケティングを中心にグル—プ連携による海外調査の対応力強化や新サービスの開発・提供により大型案件の受注が増加するともに、メディカル系リサーチサービスの提供を行うメディリード等が好調に推移し、前年同期を上回る進捗となった。海外の事業会社は、前年からKadenceグループにおいて大型案件の受注が継続しており、売上高に寄与した。結果として、リサーチ事業全体の売上高は前年同期をやや上回る水準で推移した。

セグメント利益(営業利益)は、国内外で受注した大型案件の影響により、売上高は増加したものの外注費が増加したため、前年同期を下回る結果となった。

ITソリューション事業は、上期に引き続き、金融業界を中心とした既存顧客との良好な関係が構築できていることにより、継続的に開発案件を受注出来ている。その結果、システムの受託開発を行う主力のクロス・コミュニケーション及びエンジニア派遣を行うクロス・ジェイ・テックが牽引しており、売上高が前年同期と比較して増加した。売上高の増加にともない、セグメント利益(営業利益)も増加した。

その他の事業は、プロモーション事業を行っているディーアンドエムを中心にプロモーションサービスの販売・提供をしており、上期については、事業環境の変化による売上構成の変化もあったものの、営業組織体制強化及び収益性重視の営業施策により、売上高は前年同期を上回る進捗となっている。

2018年12月期通期については、売上高が前期比4.4%増の175.00億円、営業利益が同23.9%増の9.00億円、経常利益が同42.3%増の8.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は5.00億円と連結業績予想を修正した。



<SF>

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