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昭栄薬品---19年3月期第2四半期決算は原材料価格上昇により減益を余儀なくされる


昭栄薬品<3537>は9日、2019年3月期第2四半期(18年4-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.9%増の103.28億円、営業利益が同14.2%減の1.49億円、経常利益が同3.1%減の2.35億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同6.6%減の1.58億円となった。

売上構成比で9割を占める化学品事業は、売上高こそ前年同期比4.5%増の93.14億円となったものの、営業利益は同17.4%減の1.67億円と減益を余儀なくされた。一部原材料の価格上昇を受け採算が悪化したためである。

売上構成比で4%を占める日用品事業は、販売面では、既存得意先への新アイテムの提案、新規取引先の開拓に加え、ネット販売開始が奏功した。利益面では好採算のオリジナル商品の販売チャネル拡大があった。同事業の売上高は前年同期比0.8%増の4.25億円、営業利益は同5.6%増の0.66億円となった。

売上構成比で6%を占める土木建設資材事業は、環境改善工事に使用される薬剤の受注が好調に推移した。同事業の売上高は前年同期比14.7%増の5.88億円、営業損失は前年同期の950万円から280万円に縮小した。

2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.5%増の207.00億円、営業利益が同5.3%減の3.16億円、経常利益が同3.3%減の4.36億円、当期純利益が同4.8%減の2.99億円とする5月9日に公表した業績予想を据え置いている。



<SF>

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