SFP Research Memo(2):「磯丸水産」と「鳥良商店」を2枚看板に新業態開発にも注力
1. 事業内容
SFPホールディングス<3198>は、駅前・繁華街(路面店)での24時間営業により人気業態となっている海鮮居酒屋「磯丸水産」などの運営を主力事業としている。2018年8月末の店舗数は、223店舗(他にFC9店舗)。そのうち、「磯丸水産」は119店舗を占める。また、出店エリアは、首都圏が203店舗(うち、都内130店舗)となっており、首都圏(特に、都心・繁華街)への集中出店によって、ブランド力の確立と店舗数の拡大を図ってきた。2013年4月にクリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>と資本提携し連結子会社となり、2014年12月には東証2部に上場を果たした。
最近では、「磯丸水産」と同様の収益モデルによる「鳥良商店」(鶏料理専門店)が、2本目の柱として本格稼働するとともに、「いち五郎」(餃子居酒屋)も順調に立ち上がってきた。更なる新業態開発にも積極的であり、一等立地の強みを最大限に生かす「一等立地マルチコンテンツ戦略」により持続的な成長を目指している。
事業セグメントは、飲食事業の単一セグメントであるが、業態別に創業業態の「鳥良事業部門」(「鳥良商店」も含む)、主力業態の「磯丸事業部門」、新業態を含む「その他部門」の3つに区分している。「磯丸事業部門」が売上高の60%(2019年2月期上期実績)を占めるが、最近では「鳥良事業部門」や「その他部門」の伸びにより、依存度は低下傾向にある。
駅前・繁華街(路面店)での24時間営業による収益モデルに強み
2. 企業特長
同社の優位性は、通常の居酒屋業態の収益モデルに加えて、新たに独自の収益モデルを確立したところにある。主力業態の「磯丸水産」は、あえて賃料の高い駅前・繁華街の路面店に出店する一方、個性的で視認性の高いファサードや、入りやすいオープンな雰囲気、24時間営業による幅広い需要の取り込みなど、一等立地による集客力を最大限に生かし、高い稼働率で回していく独自の収益モデルに特長がある。単純化して言えば、通常の居酒屋業態の収益モデルでは採算の取れない高い賃料を払ったとしても、売上高を多く確保することでレバレッジを享受する構造と言える。もちろん、そこには立地分析のスキームや路面店の開発スキルのほか、24時間営業におけるオペレーション、時間帯により最適なメニューに入れ替えるノウハウ等があってこそ成立するものであり、簡単に模倣できるものではない。特に、出店コストの高さや24時間営業の難しさは他社にとっては高いハードルとなっていると考えられる。同社には、他社に先駆けてノウハウを蓄積してきたことや首都圏への集中出店によりブランド力を高めてきたことが、さらに出店リスクを引き下げるといった好循環が生まれている。首都圏一等地での出店余地はまだまだ大きい上、関西圏での展開加速や地方中核都市への進出も視野に入れており、高い収益性と成長性を両立する独自のポジショニングにあると言える。
また、「磯丸水産」で確立した収益モデル(以下、「磯丸水産」モデル)は、他の業態で生かすことが可能であり、更なる進化を遂げる余地も大きい。2本目の柱である「鳥良商店」は、創業業態である「鳥良」に「磯丸水産」モデルを移植したことで順調に軌道に乗ってきた。「磯丸水産」との重複出店(同時出店や出店済エリアへの出店)や市場特性(立地・業態)に合わせた選択出店ができるところがポイントである。実際に「磯丸水産」の近隣地にも出店し、需要の共食いがないことが実証されている。また、オープン景気が一巡した「磯丸水産」(郊外店)からの業態転換でも業績改善に成功しており、既存立地の強みを生かした業績の下支えとしても期待ができる。足元では、新業態「いち五郎」が3本目の柱として立ち上がっており、「磯丸水産」モデルによる様々な業態開発を通じて出店拡大のポテンシャルはもちろん、出店後の収益の維持・向上の確率も一層高まるものと考えられる。
名古屋名物の手羽先唐揚専門店である「鳥良」にて創業
3. 沿革
同社の創業は1984年4月、創業者である寒川良作(さむかわりょうさく)氏(元同社代表取締役会長、2015年12月に退任)が東京都武蔵野市に手羽先唐揚専門店である「鳥良」(現在の「鳥良商店」吉祥寺南口店)を開業したことに遡る。名古屋名物の手羽先唐揚を独自のレシピでアレンジしたものを看板メニューとし、着実に店舗数を増やした。2001年には「豊かな食を創造する総合フードサービス業を目指す」ことをビジョンに掲げ、業態の多角化にも取り組みながら2008年には全社50店舗体制へと事業を拡大。
その後、リーマン・ショックなどによる景気後退の影響や業界環境の変化等を受けて、「日本を豊かにする『食』の専門店集団を目指す」ことにビジョンを改め、「専門店」化の追求へと舵を切ると、2009年には独自の収益モデルによる「磯丸水産」を開業し、成長に向けた基礎を築いた。
「磯丸水産」が順調に立ち上がり、成長への道筋が見えてきたことから、「永続する会社組織を作っていく」ためには上場を目指すのが1番の近道であると判断。その上で、2010 年12 月にPEファンドであるポラリス第二号投資事業有限責任組合(ポラリス・キャピタル・グループ(株))の資本参加を受け、客観的な視点や合理的な手法の導入によって、経営管理や組織運営の精度を高めることを決断した。なお、SPCとして設立された(株)サンフランシスコ・ホールディングスが形式上の存続会社であり、それまでの事業主体であったサムカワフードプランニング(株)を吸収合併(2011年5月)している(2011年10月にSFPダイニング株式会社に商号変更)。その後2016年9月に持株会社体制に移行し、それに伴い2017年6月にSFPホールディングス株式会社に商号を変更して現在の形となった。
2013年4月には郊外のショッピングセンターにおけるレストラン及びフードコートの運営を主力とする(株)クリエイト・レストランツ・ホールディングスと資本提携し連結子会社となり、2014年12月には東証2 部へ株式上場を果たした。
株式上場を契機に、人気業態としてブランド力を確立してきた「磯丸水産」による出店ペースに拍車がかかり、2015年5月には「磯丸水産」100店舗体制に到達。また、愛知県名古屋市で「磯丸水産」のFC展開もスタート※1。加えて、2本目の成長の柱である「鳥良商店」の出店を開始し、順調に軌道に乗ってきた※2。
※1 2017年6月には九州(福岡県博多市)でも「磯丸水産」のFC展開をスタート。
※2 2018年2月末の「鳥良事業部門」の店舗数は54店舗。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
<MH>
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