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クロス・マーケティンググループ---2Qは営業利益が11.6%増、リサーチ事業は大型案件の受注が増加


クロス・マーケティンググループ<3675>は14日、2018年12月期第2四半期(18年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.7%増の86.08億円、営業利益が同11.6%増の4.59億円、経常利益が同20.3%増の4.09億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が1.87億円(前年同期は1.84億円の損失)となった。

リサーチ事業は、売上高は前年同期比3.2%増の72.60億円、セグメント利益は同1.7%減の10.23億円となった。国内・海外の事業会社ともに、新規顧客開拓及び既存顧客の深耕を進め、各種マーケティングリサーチサービスの提供を行った。国内は、グル—プ連携による海外調査の対応力強化や新サービスの開発・提供により大型案件の受注が増加した。海外は、前年からKadenceグループにおいて大型案件の受注が継続しており、売上高に寄与した。結果として、リサーチ事業全体の売上高は前年をやや上回る水準で推移した。

ITソリューション事業は、売上高は前年同期比30.6%増の13.21億円、セグメント利益は同67.8%増の1.10億円となった。金融業界を中心とした既存顧客との良好な関係が構築できていることにより、継続的に開発案件を受注出来ている。その結果、売上高が前年同期と比較して増加し、それに伴いセグメント利益(営業利益)も増加した。

その他の事業は、売上高は前年同期比12.8%減の2.84億円、セグメント利益は同95.7%減の0.01億円となった。セグメント利益は、事業拡大のための人員採用を先行し、前年同四半期を下回る水準となった。

2018年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比11.1%増の186.14億円、営業利益が同72.1%増の12.50億円、経常利益が同95.6%増の11.72億円、親会社株主に帰属する当期純利益は6.00億円とする期初計画を据え置いている。



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