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エネクス Research Memo(8):配当の指針となる配当性向水準を40%に引き上げ


■株主還元

伊藤忠エネクス<8133>は株主還元については配当によることを基本としている。2018年3月期について同社は、配当額を増額修正し、前期比8円増配の40円配(中間配16円、期末配24円)を実施した。従来予想は前期比横ばいの32円配(中間配16円、期末配16円)だった。

同社が増配に踏み切ったのは、2018年3月期が順調に進捗して中期経営計画の定量計画に対して上振れで着地したことを受けて、指針となる配当性向の水準を従来の30%から40%へと引き上げたことが直接の要因だ。2018年3月期の配当性向は41.0%となった。

2019年3月期についても、今回の基準変更を反映して、前期比横ばいの40円配(中間配20円、期末配20円)の配当予想を公表している。予想1株当たり利益に基づく配当性向は40.0%となる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)



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