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ヒーハイスト Research Memo(5):主要顧客向け不透明で微増益予想


■今後の見通し

1. 2019年3月期の業績見通し
ヒーハイスト精工<6433>の2019年3月期通期の業績は、売上高で前期比5.0%増の2,756百万円、営業利益で同3.7%増の233百万円、経常利益で同1.0%増の237百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同3.9%減の159百万円と予想されている。

売上高については、上半期はある程度読めているが、下半期についてはTHK向けは堅調に推移する見込みだが、ホンダ向けが不透明であることから5.0%増と堅めに予想されている。利益については、引続きコスト増が予想されること、製品別の売上比率が変わる見込みであることなどから営業利益率は低下すると予想されている。当期純利益については、税金等の関係で前期比減益を見込んでいる。

2. 品目別見通し
(1) 直動機器
THK向けは引続き堅調に推移する見込みだが、生産が追い付くかが懸念されるため、売上高は1,692百万円(前期比3.9%増)、とやや堅めの予想となっている。生産が十分に立ち上がってくれば、更なる増収の可能性はありそうだ。ルアー向けは堅調に推移する予想。

(2) 精密部品加工
ホンダ向けの動向が不透明であることから、売上高は762百万円(同4.5%増)と微増収を見込んでいる。

(3) ユニット製品
中国のLCDメーカー向けが回復する見込みで、売上高は301百万円(同13.3%増)が予想されている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)



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