ラクオリア創薬 Research Memo(9):ロイヤルティの拡大で収益の安定性が着実に増大。19年12月期黒字転換へ
前述のように、ラクオリア創薬<4579>は3ヶ年中期経営計画『Odyssey 2018』において、2020年12月期までの業績計画を公表している。各年の大まかな収入構成は以下のようになっている。
前述のように、2017年12月期と2018年12月期は、臨床試験の費用計上時期が当初計画からずれ込んだ影響で業績のトレンドが大きく変わってしまった。当該臨床試験は約2ヶ月遅れで2018年2月までに完了している。これに関する研究開発費332百万円の計上時期を当初計画どおり2017年12月期として長期の業績推移を表すと、以下のようになる。研究開発の進捗に伴い売上高が着実に伸長し、それにつれて営業損失も縮小して2019年12月期の営業黒字転換へとつながる流れが読み取れる。
1. 2018年12月期の見通し
2018年12月期について同社は、売上高予想の1,388百万円の約9割は、確実性の高いマイルストンやロイヤルティで構成されているとしている。その具体的な中身を以下に掲げた。これらのいずれもが実現可能性が非常に高いものであることは前述のとおりだ。具体的な金額は開示されていないが、マイルストンは契約で金額がある程度決まっており、見通しから変動する可能性は小さいと弊社ではみている。一方ロイヤルティは売上高に応じて変動する性質のものだ。動物薬について同社がどの程度の売上高を前提としているか明らかにされていないが、過大な想定はしていないと弊社では見ている。CJヘルスケアがP-CABを上市する見込みであるが、これによるロイヤルティは実質的には来期からになるとみられ、今期予想には織り込まれていない模様だ。
前述した旭化成ファーマに対するP2X7受容体拮抗薬のライセンスアウトに伴う契約一時金は、2018年12月期の業績予想に織り込み済みとみられる。同社は2013年11月以来、約5年間にわたり共同研究を続けてきた。その進捗状況に照らし、旭化成ファーマとのライセンス契約は確実性の高い収入項目として位置づけられていたとみられる。今期業績のサプライズ要因とはならないものの、想定通りにライセンスアウトされたことによって、今期から来期以降の業績予想の蓋然性が一段と高まったことは評価されるべきであろう。
これらに加えて同社は、売上高予想の約1割について新規契約による収入を織り込んでいる。候補化合物としてはP-CAB(日米欧を対象)、グレリン受容体作動薬、モチリン受容体作動薬、選択的ナトリウムチャネル遮断薬、TRPM8遮断薬などがある。業績への織り込み方については、具体的な物質を想定するのではなく、ライセンス契約に伴う一時金収入のポテンシャルと発生確率で算出した結果を織り込んだとみられる。実際の契約はオールオアナッシング(100か0か)であり、P-CABのような大型の化合物の導出が決まれば大きく上振れとなる可能性もある一方、全くのゼロとなる可能性もある。但し、前述のEAファーマからのマイルストン収入については、今期の業績予想に織り込み済みと発表されているものの、おそらく確実性の低い1割相当分に組み込まれていたと見受けられることから、EAファーマのマイルストン達成により1割相当分についても一定の収入を確保できたものと弊社では考えている。
事業費用については、基本的には2017年12月期実績から大きく変動しない計画となっている。ただし研究開発費は、前述したように英国でのP-I臨床試験関連費用が今期に計上されるため、前期から大きく膨らみ利益を圧迫することになる。
2. 2019年12月期の見通し
2019年12月期は売上高が1,961百万円と前期比573百万円の増収が見込まれている。従来の予想との比較でも273百万円の上振れとなっている。このベースを形成するのは動物薬2剤とCJヘルスケアのP-CABからのロイヤルティだ。ここにMeiji Seikaファルマからのジプラシドンの承認申請にかかるマイルストンや、子会社のテムリックが導出したTM-411についてSyrosの臨床試験の進捗によるマイルストンなどが加わり、売上高の大幅増収が実現されるとみられる。
事業費用では研究開発費が通常レベルに戻るほか、他の費用項目も前期比横ばい圏で推移するとみられる。売上高の大幅増収の一方、事業費用が減少する結果、営業損益は182百万円の黒字に転換することが見込まれる。
3. 2020年12月期の見通し
2020年3月期は売上高が前期比111百万円の減収が予想されている。これは、動物薬2剤とP-CABのロイヤルティは順調に拡大し、またジプラシドンからのロイヤルティが新たに加わると期待されるものの、マイルストンについては端境期となることを織り込んだ結果だ。一方事業費用でも、マイルストンにかかる原価が減少することで事業費用総額が前期比減少し、営業利益は前期比減益ながらも黒字を維持する見通しとなっている。
弊社では、2020年12月期の減収減益見通しについて、今後の変動要素も多く、現時点で過度に懸念する必要はないと考えている。マイルストンは2018年12月期及び2019年12月期の新規導出によって変動し得るほか、CJヘルスケアがP-CABを中国企業にサブライセンスした件について進捗する可能性もある。また、新規導出による契約一時金がマイルストンの端境期を埋め合わせることも起こり得るとみている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
<MW>
【ヤクルト】青柳晃洋の契約合意決定的、母はヤクルトレディー 後半戦巻き返しへ先発陣強化
【横浜FC】山田康太、ユニ交換の盟友久保建英から刺激「自分ももっとやらなきゃと思えた」
エクサグリッド、2025年第2四半期の業績を発表
モトローラ・ソリューションズ、公共安全と企業セキュリティ製品で初の「AI Nutritionラベル」を導入
朝倉海『順調に仕上がってきてます』鍛え上がられた筋肉にファン大興奮“筋肉えぐいなー”“試合が楽しみだ”
A.B.C-Zが初の主催フェス 25日BREAKERZ&24日純烈が参戦、計30曲を歌唱
さくらまや、作詞を手がけた新曲「暁無双」「ハル」を8月に発売 初回盤はファンに手売り
さんま「それは大変やな」34歳俳優&元アイドル31歳女優の子作り計画を聞いて本音ポロリ
はちみつの日を祝う♡プーさんの新作コレクションが登場
【横浜FC】三浦文丈監督は初陣飾れず「この状況から逃げることなくしっかり準備して」
平子理沙、すっぴん自撮りに疑問の声が続出「加工フィルター使ってる」
女性の心肺蘇生した男性教授に「胸触った」と非難の声 車いすアイドル憂う「日本以外でも…」
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
中川杏奈「くびれ凄く綺麗」三角白ビキニ姿公開「色っぽい」自身も納得ボディー「さらに神化」
中山麻聖、母の中山麻理さんが亡くなったことを発表「家族に見守られ、穏やかに旅立ちました」
井上咲楽衝撃経験、友達から菌が感染「本当にうつっちゃって」専門医警告「治ったと思っても…」
月亭方正、関係を切られた後輩芸人を告発 自身を追い越して多忙になり「嫉妬の嵐ですよ」
石破首相、退陣へ 8月末までに表明 参院選総括踏まえ
TBS田村真子アナらが次々“連続生号泣” スタジオ騒然 川島明「もうやめよう…この特集」
大谷翔平、46年ぶり二刀流快挙で本拠地6連敗ストップ 731日ぶり被弾も逆転の35号2ラン
平子理沙、すっぴん自撮りに疑問の声が続出「加工フィルター使ってる」
ガーシー、みちょぱ反論に対抗で大倉士門の再暴露を投下「士門クズ過ぎる」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
ゲーミングPCを買う場所は店舗購入とネット通販どっちがおすすめ?
遠野なぎこさん死去 朝ドラ「すずらん」ヒロイン、バラエティーでも活躍 最近は摂食障害など告白
【ネタバレ?】史実で見るキングダムの今後の展開まとめ〜中華統一までの全体像
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
女性の心肺蘇生した男性教授に「胸触った」と非難の声 車いすアイドル憂う「日本以外でも…」
再婚した旦那に不倫されてしまった飯島直子(51)衝撃的過ぎる黒歴史が発覚する事態に
52歳ぶりっこタレントさとう珠緒、入浴ショットを大放出「目のやり場に困ります」「セクシー」

【ヤクルト】青柳晃洋の契約合意決定的、母はヤクルトレディー 後半戦巻き返しへ先発陣強化
【横浜FC】山田康太、ユニ交換の盟友久保建英から刺激「自分ももっとやらなきゃと思えた」
エクサグリッド、2025年第2四半期の業績を発表
朝倉海『順調に仕上がってきてます』鍛え上がられた筋肉にファン大興奮“筋肉えぐいなー”“試合が楽しみだ”
モトローラ・ソリューションズ、公共安全と企業セキュリティ製品で初の「AI Nutritionラベル」を導入
A.B.C-Zが初の主催フェス 25日BREAKERZ&24日純烈が参戦、計30曲を歌唱
NY外為:BTC反落、米利下げ期待後退や11万ドル割れ想定のOP買い
[通貨オプション]R/R、円プット買い強まる
さくらまや、作詞を手がけた新曲「暁無双」「ハル」を8月に発売 初回盤はファンに手売り
はちみつの日を祝う♡プーさんの新作コレクションが登場