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アンビション Research Memo(4):18年6月期第2四半期は増収と営業黒字を達成。サブリース事業の入居率好調


■業績動向

1. 2018年6月期第2四半期の業績概要
AMBITION<3300>の2018年6月期第2四半期の連結業績は、売上高が前年同期比35.5%増の9,055百万円、営業利益が9百万円(前年同期は48百万円の損失)、経常損失が35百万円(同59百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が48百万円(同33百万円の損失)と大幅増収とともに営業利益の第2四半期での黒字転換を達成した。

主力のプロパティマネジメント事業におけるサブリース戸数が9,002戸(前年同期末比12.1%増)と順調に伸び、増収に寄与した。期初からのサブリース戸数の増加は248戸(前期は1,136戸増)と例年より抑え目となっている。一方で、入居率は97.7%(2017年12月末時点、前年同期末は88.8%)。管理戸数の増加率を一時的に抑えたのに加え、営業体制の強化が浸透したことが寄与した。ヴェリタス・インベストメント(デザイナーズマンション開発)は2017年10月から連結され、12月末までに54件(売上高約17億円分)の引き渡しが完了した。

費用面では、売上原価が増えたものの売上高の伸びが上回り、売上総利益率は2.4ポイント改善した。販管費も上がったが、営業利益で9百万円(前年同期は48百万円の損失)と大幅に改善した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)


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