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【実況!決算説明会】マイネット<3928>---通期決算(2017年1-12月期)(1/6)


このコンテンツは、マイネット<3928>の2017年12月期(2017年1-12月期)の決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。6本に分けたコンテンツの1本目です。


皆様おはようございます。
今から6年前の2012年、ゲーム事業にマイネットが参入する際に、打ち立てた目標がありました。
年商100億円、従業員300人のグローバルベンチャーになることです。
当時、年商規模は約2.5億円。メンバーは約40人でした。
100億円300人のグローバルベンチャーになると、周囲に話しても、なかなか誰も信じてくれなかったです。その中で、ゲームタイトルを1つ2つと自ら作り、その後、現在のゲームサービス事業、タイトルを仕入れて積み上げていくモデルというものを導き出して、これを皮切りにして、現在の姿を作ってきました。そして、今回皆様にお話できる2017年の通期決算。ここをもって、一つの大きな区切りを迎えることができました。

年商100億円、300人のグローバルベンチャー。実際に今回その姿に到達することができ、同時に、先般、2017年の12月1日、東証1部上場に鞍替えを実現させていただくことができました。これもひとえにご支援をくださる、そしてこうして見守ってくださる皆様のおかげであると、心より感謝しております。ありがとうございます。

そして、今すでに新たに次なる大きな目標を打ち立てて、事業に邁進しております。
年商500億円。領域ナンバーワンの成長事業を複数持つ年商500億円のメガベンチャー。ここに向かって、現在、集まってくれている650名の仲間たちとともに、次のこの大きな目標に向かって、日夜邁進しておる毎日です。本日の決算発表ではその年商500億円のメガベンチャーに向かっていく事業の戦略、経営の戦略についてもご紹介させていただきたいと思っております。
まず最初に、この2017年1年間の総決算ということで、決算の概要についてご案内をさせていただきたいと思います。ではスタートします。



まず2017年、大きなトピックスが1つ目。
4期連続で大幅な増収増益を達成いたしました。売上規模としては、昨年が68億円、今回は119億円となっております。70%強の事業成長を実現いたしました。
まず、これまでM&Aを中心に成長して参りました。主に4つのゲームサービス事業会社で運営をし、持株会社に紐付けていく方式で成長をして参りましたが、この2018年4月1日をもって、現行ございます4つのゲームサービス事業会社を1つの経営体に合併するというアクションを今回意思決定いたしました。ONE MYNETと当社の中で申しております。1つのマイネットという考え方をもって、ここから650名全員が一丸となって、年商500億円のメガベンチャーに向かっていきたいと考えております。

そしてもう1つ、新たなトピックスとして、AI・データ活用を推進する戦略子会社「(株)mynet.ai」という事業会社を設立いたします。
これまでエンディングを迎えたタイトルを加えますと50タイトルを超えるゲームサービスを当社の中で運営して参りました。この数自体は国内にございます他のあらゆるゲーム企業と比較しても最大のタイトル数となっております。この最大のタイトル数で日夜蓄積されていくゲーム社会内の本当に濃いデータ。国内で最大のクラスタ数のゲーム社会データを蓄積してきた当社のデータ蓄積の成果を実際のゲームサービスに活用していくための戦略子会社、こちらがmynet.aiでございます。今回大きなトピックスとしてこの3つを発表させていただきました。



ではここからは、まずこの第4四半期のハイライトをご案内いたします。
【業績】売上高は過去最高を更新いたしました。四半期売上げ30億円を超える成果となっております。
また【財務】におきましては、フリーキャッシュフローベースで黒字化しております。現在、自己資本比率80%を超える状態で、現金としても純現金22億円以上。当座貸越枠を足し合わせますと30億円以上の現金を即座に動かすことができる体質を作らせていただいております。18年度さらなる大きなチャレンジを進めて参る考えです。こちらに向けた潤沢な資金を確保できた状態にございます。
続いて【組織】12月1日に東証1部に市場変更いたしました。この信用力の向上というものはもちろん財務面でも大きな効果を発揮いたしますが、すでに現れている効果として、人材です。本当に優秀な人材が東証1部鞍替え前後に、当社に加わってきてくれております。さらに、ここから、年商500億円のメガベンチャーを目指していく強固な組織体制を築くことができ始めております。



続いて事業側、まず【仕入】当社の成長エンジンたる仕入。こちら第3四半期においては、一旦抑制をするというアクションを皆様にご報告しておりました。その後第4四半期に再度、仕入を再開いたしまして、新たに2タイトルの仕入を実行し現在36タイトルを同時運営しておる状態にございます。
そして【サービス運営】こちら2017年の重点施策の一つとして、リスタートというアクションについてご報告し、進捗を皆さんにご案内しておりました。こちらにつきまして、リスタートタイトル1stのタイトル、こちらが海外ローンチというものを10月に実行し、こちらが大成功いたしました。今回の第4四半期の決算の結果にも内包されているため、現在当社の海外売上高比率は約20%強となっております。現在、市場規模としては、凪になり始めている日本国内のゲーム市場でございますけれども、すでに海外での成果を上げ始めることができている当社の力をこの2018年、さらに現していきたいと考えております。
3つ目【サービスエンジン】。
パレード本部と当社の中で呼んでおります60人の精鋭部隊。こちらに各タイトルで蓄積されたデータ・ノウハウ、そしてネットワークを1つの標準商品として作り上げて、サービスエンジンと当社の中で呼んでいる構造を作り上げていっております。
そのサービスエンジンの中の様々な機能モジュール、こちらを社内の36タイトルに向けて商品提供していくという構造をとって、現在の運営中の36タイトル、そしてこれから仕入れていくタイトルに対しても、より高い付加価値を提供できる状態を作っております。

(2/6)に続く

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