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エコモット---3Q全てのソリューションで売上高増加、インテグレーションソリューションが牽引


エコモット<3987>は13日、2018年3月期第3四半期(2017年4~12月)決算を発表した。売上高は前年同期比8.3%増の10.18億円、営業利益は同98.7%減の0.00億円、経常損失は0.11億円(前年同期0.32億円の経常利益)、四半期純損失は0.12億円(前年同期0.21億円の四半期純利益)となった。

インテグレーションソリューションの売上高は前年同期比39.3%増の0.85億円となった。IoTプラットフォーム「FASTIO」を利用したソリューション提供によるイニシャル売上及び通信利用料や、アプリケーション利用料等から構成されるストック売上の積み増しが収益に貢献した。

コンストラクションソリューションの売上高は同3.7%増の4.76億円となった。主なパッケージ製品である「現場ロイド」は、自然災害等の情報化施工及び防災対策のIoT化、高速道路工事における安全対策といったニーズが高かった。

モニタリングソリューションの売上高は同3.6%増の0.82億円となった。主なパッケージ製品である「ゆりもっと」は、4月1日から11月30日までの8ヵ月間は遠隔監視サービスの提供期間外に該当するため、端末提供料等のイニシャル売上と1か月分の遠隔監査サービスが売り上げの中心となる。札幌を中心に新規導入を獲得し、昨年度から引き続き累積契約物件数を伸ばしている。

GPSソリューションの売上高は同10.0%増の3.74億円となった。主なパッケージ製品である「Pdrive」は、OEM提供先の新規導入件数の拡大に伴い販売台数を大幅に増加させた。

2018年3月期通期の業績予想は、売上高が前期比9.4%増の15.00億円、営業利益が同29.3%増の1.15億円、経常利益が同6.8%増の1.00億円、当期純利益が同1.6%減の0.65億円とする期初計画を据え置いている。


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