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ハピネット---3Qは2ケタ増収増益、ビデオゲーム事業の大幅伸長が貢献し、通期予想も上方修正


ハピネット<7552>は8日、2018年3月期第3四半期(2017年4~12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.8%増の1,536.82億円、営業利益が同43.5%増の46.94億円、経常利益が同46.9%増の45.40億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同111.6%増の37.93億円となった。

玩具事業では、バンダイの「仮面ライダービルド」や「ウルトラマンジード」、女児向けキャラクター商品等が好調に推移したが、ビデオゲーム市場の好調が玩具市場に影響し、減収減益となった。

映像音楽事業では、2018年9月に引退を発表している安室奈美恵のベストアルバム「Finally」、映画「君の名は。」や自社幹事作品である映画「キセキ—あの日のソビト—」のパッケージが好調に推移し、増収増益となった。

ビデオゲーム事業では、任天堂<7974>の「Nintendo Switch」ハード及び「スーパーマリオオデッセイ」等の関連ソフト、ニンテンドー3DSのソフト等が好調で大幅増収増益となった。

アミューズメント事業では、カプセル玩具は駅構内や大型ショッピングモールなど優良なロケーションでの販売が好調なことに加え、仮面ライダー関連商品なども好調に推移したものの、カードゲーム商材が低調に推移したことにより、減収となった。ただし、利益については、ロケーションの見直し等により増益となった。

なお、2018年3月期通期の連結業績予想について、同日に上方修正を発表している。
売上高が前期比10.9%増(前回予想比7.2%増)の1,930億円、営業利益が同29.8%増(同14.3%増)の48億円、経常利益が同32.2%増(同15.0%増)の46億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同86.2%増(同18.8%増)の38億円とした。

クリスマス・年末年始商戦において、ビデオゲーム事業において「Nintendo Switch」のハード及び関連ソフトが好調に推移したことにより上方修正に至った。


<MW>

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