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個人投資家「兜町放浪記」氏:掉尾の一振は厳冬関連株から【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家兜町放浪記氏(ブログ「兜町放浪記」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年12月20日9時に執筆

株式市場は残すところあと2週間を切り平成29年のラストランに入っている。12月相場入りしてからの日経平均株価は16連騰の新記録をつくった10月の勢いを引き継ぎ年初来高値圏を維持する健闘ぶりである。

このところの日本株は、北朝鮮情勢の地政学リスクに上値を押えられる場面が時間的に縮小してきているように感じる。見方を変えれば地政学リスクがスパイスとなって、日本株の過熱感なき上昇に一役買っているとも思える。

例年、年末には株式市場に「掉尾の一振」を期待するムードが高まる。近年顕著な年末のマイナス要因であるIPO集中がもとの資金移動による換金売りや、年間利益調整のためのロスカット売りも吸収され個別材料株の宝探しが楽しいときだ。

年末から来年前半は「厳冬関連株」に狙いを定めたい。市場では「大雪関連株」なる物色テーマを名づけるところも見かけるが、「雪」ではテーマが絞られすぎだ。大雪・防寒機器・燃料・衣料・食品・住宅等々、厳しい冬でこそ消費が喚起される製品を供給する会社探しに個人投資家が向かう流れを期待したい。

ともかく株式市場は年末・年始高へ向けて視界良好だ。銘柄探しならぬ宝探しが楽しい。厳冬関連株にひっかかり主力株より2番手、さらにその先の3番手銘柄の品薄銘柄が吹きそうな予感が漂う。そうした銘柄をピックアップした。

タカキタ<6325>・・・株価は12月19日に21年ぶりの1000円台回復と強含みだ。旧社名が高北農機で農業機械メーカーだが除雪作業機も扱うなど厳冬関連株としての側面を抱える。業績面でも上方修正含みの好実態株として注目したい。

アルペン<3028>・・・言わずと知れたウィンタースポーツ、スキー用品販売を柱にする会社。冬季オリンピックを控え、冬のスポーツ用品の売り上げ増も期待できよう。


執筆者名:兜町放浪記
ブログ名:兜町放浪記





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