「人づくり革命」～人を支える・人を育てる企業に追い風、SMBC日興証券（花田浩菜）

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

10月に実施された衆院選の際には、自民党が掲げた「人づくり革命」に注目が集まっていましたね。12/8付の「Daily Outlook」では、「人づくり革命」について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『本日12月8日、2兆円規模の新しい政策パッケージが閣議決定される予定だ。パッケージでは「人づくり革命」の実現が目的の一つとして盛り込まれる模様。「人づくり革命」は、今年8月の第3次安倍第3次改造内閣発足時に基本方針として掲げられた』と伝えています。

続けて「人づくり革命」の概要について、『保育・幼児教育の無償化では、認可外保育の無償化対象は継続検討となったものの、3~5 歳の保育所・幼稚園・認定こども園は 2019 年 4 月から一部、2020年4月から全面実施となる見込み。介護・保育の環境整備では、保育士・介護士の賃金引き上げなど待遇改善で「待機児童ゼロ」「介護離職ゼロ」を目指す』と紹介しています。

さらに、社会人の学び直し支援に関して「リカレント教育」に注目した上で、『一連の「人づくり革命」政策による支援では、“人を支える”“人を育てる”事業を展開する企業に追い風となる可能性が考えられる。保育・育児のノウハウのある企業、教育・進学で実績を積み上げている企業、ニーズの高い保育士・介護士の養成やサービスを展開する企業、社会人向
け教育や資格取得支援事業を行っている企業などには国策という追い風が吹いているといえるだろう』とまとめています。

最後にレポートでは、『業績拡大が見込まれる主な中小型銘柄』を紹介しています。具体的にはツクイ<2398>やTAC<4319>、ピジョン<7956>など全8銘柄が挙げられていますので、詳しくは12/8付の「Daily Outlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

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フィスコリサーチレポーター　花田浩菜




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