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個人投資家なるたく:世界の成長企業に100円から投資する方法【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家なるたく氏(ブログ「低コストの投資信託で資産形成|LoLo Investors」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年12月4日22時に執筆


こんにちは。FISCOソーシャルレポーターのなるたくです。「はじめての人にもわかりやすく」をモットーに、インデックスファンドを使った積立投資のコツを研究するブログを運営しています。

さて、投資は怖いものでふつうの人には縁のないものだ…そう思っている人も多いと思います。

世の中には怖い投資ももちろんありますが、ふつうの人がふつうに資産形成ができる真っ当な投資もあります。

それが「インデックスファンド」という投資信託を使った積立投資です。

ぼったくりはありませんし、倒産して資産がゼロになるリスクもありません。世界の成長企業に100円から投資することができます。

今日はインデックスファンドの基本をご紹介したいと思います。

インデックスファンドというのは、かんたんにいうと指数(インデックス)に連動する投資信託のことです。日本で使われている指数で多くの人が知っているのは、ニュースでよく聞く「日経225」ではないでしょうか。日経225というのは、日本経済新聞社が選んだ225社の日本株式に連動する指数になります。

では、実際にどのような指数があるか、みてみましょう。

まず、先進国株式に連動するインデックスファンドを買ってみることを考えてみます。

先進国株式クラスのインデックスファンドとして代表的なのは、低コストで運用も安定しているアセットマネジメントOneの「たわらノーロード先進国株式」がその1つです。

この投資信託は「MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース)」に連動する投資信託です。「たわらノーロード先進国株式」を買えば、日本を除く先進国22ヶ国、1318社の上場企業に投資できることになります。

アップルはもちろん、マイクロソフト、エクソンモービル、ジョンソン・エンド・ジョンソン、アマゾン、そしてフェイスブックにも自分の100円が分散投資されます。

インデックスファンドなら買付手数料は無料(ノーロード)ですし、「たわらノーロード先進国株式」の信託報酬は0.243%(税込、2017年12月末から0.216%)と超低コストです。

世界経済の成長を牽引しているのはアメリカです。先進国株式クラスのインデックスファンドを購入すれば、アメリカの成長の可能性に投資することができます。

新興国株式クラスもおもしろい投資先です。

新興国株式クラスは「MSCIエマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)」に連動する投資信託です。

新興国23か国の大型および中型株式に投資できることになります。このファンドを購入すれば、韓国、中国、台湾、香港、南アフリカ、インドといった各国の企業に分散投資できます。

個人的には、中国でオンラインマーケットなどを展開する阿里巴巴集団(アリババグループ)の今後の展開に興味があります。

ただ、中国のアリババの個別株を買うのはコストと手間がかかりますし、個別株を購入して分散投資をするには、やはりまとまったお金が必要です。

新興国株式クラスのインデックスファンドを購入すれば、分散投資をしながら100円から中国を含めた新興国の株式にも投資ができます。アリババの株式も新興国株式のインデックスファンドに含まれています。

日本が誇るトヨタにも投資したいという人は、TOPIXに連動するインデックスファンドを購入すればいいわけです。TOPIXは東証1部「全銘柄」を対象としますので、このインデックスファンドを買うだけで、2,000社以上の東証1部企業すべてに投資ができます。日経225よりもTOPIXのほうが広く分散投資ができます。

投資信託1本で全世界に投資したいという方であれば、全世界株式のインデックスファンドを選べばいいことになります。投資信託1本で全世界に投資されます。

海外の企業に投資するのは難しそう、投資は大きな金額がないとできない、倒産リスクがあるから投資は危険だ、投資なんて人がやるものではない…そんなふうに思っている人も多いかもしれません。

私もかつてそう思っていました。ですが、すべてが「思い込み」だということに後で気づきました。

アップルやアマゾン、中国のアリババから日本のトヨタまで、ネット証券を利用してインデックスファンドを購入すれば、世界の成長企業に100円からかんたんに投資ができます。

来年から「つみたてNISA」がスタートします。投資がはじめての人に使いやすい金融庁が用意した仕組みです。これからはじめる方は、「つみたてNISA」で低コストのインデックスファンドを少額から購入することからはじめてみてはどうでしょうか。利益が非課税になるメリットは絶大ですし、自分のお金が世界に投資されていることを実感できます。毎月貯金ができる習慣がある人なら誰でも積立投資はできます。

インデックスファンドは、1975年にアメリカで誕生してから40年以上が経過しました。日本でもインデックスファンドが少しずつ浸透してきています。

投資で大事なのは、コストです。
みなさんも低コストで運用できるインデックスファンドで、資産形成をはじめてみませんか。

以上、世界の成長企業に100円から投資する方法…という話題でした。

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執筆者名:なるたく
ブログ名:低コストの投資信託で資産形成|LoLo Investors




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