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アライドアーキテクツ---3Qは先行投資の影響で営業損失も、より収益性の高いサービスモデルの構築が進む


アライドアーキテクツ<6081>は13日、2017年12月期第3四半期(2017年1~9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比8.0%減の41.37億円、営業損失は0.86億円(前年同期は1.90億円の利益)、経常損失は1.61億円(同1.13億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純利益は同99.5%減の0.00億円となった。

各種サービスの機能拡充や営業体制の見直しに加え、SNSデータを活用したSNSプロモーションサービスやSNS広告関連サービスのクロスセル等により、顧客企業の総合的なソーシャルメディアマーケティング支援に取り組んできた。また、シンガポール子会社であるReFUEL4 Pte. LTD.(以下「ReFUEL4社」)においては、広告クリエイティブに特化したグローバルプラットフォーム「ReFUEL4(R)」のさらなる事業拡大のため、サービスのリニューアルや営業拠点の新設等の先行投資を実施した。しかし、当初の計画よりも投資規模及び投資期間を拡張したことから、前年同期比で費用が増加し、当該先行投資の回収が第4四半期以降へとずれ込む結果となった。

なお、2017年12月期通期の連結業績予想については、同日に修正を発表している。
売上高が前期比11.2%減(前回予想比33.5%減)の53.34億円、営業損失が0.49億円(前回予想は6.03億円の利益)、経常損失が1.35億円(同5.78億円の利益)、親会社株主に帰属する当期純損失0.02億円(同4.01億円の利益)としている。
売上高は、主にシンガポール子会社であるReFUEL4社の非注力事業である海外SNS広告売上高が当初の想定以上に減少したこと、また、国内事業においても案件の大型化を実施した結果、受注からサービス検収となるまでのリードタイムが長期化したこと等の要因により、業績予想の修正に至った。
利益面は、上記の要因によるほか、ReFUEL4社において選択と集中を加速し、SaaS型のサービスモデルの確立や営業拠点新設等の先行投資を実施した結果、当初の計画よりも当該先行投資が長期化した影響により、各利益が前回予想値を下回る見通しとなった。

同社グループでは、ReFUEL4社において実施した先行投資によって、より収益性の高いサービスモデルを構築することができたと判断しているとのこと。


<MW>

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