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エコモット---2Q売上高は6.20億円、営業損失も下期偏重の収益モデルのため通期では2ケタ営業増益を見込む


エコモット<3987>は13日、2018年3月期第2四半期(2017年4~9月)決算を発表した。売上高は6.20億円、営業損失は0.39億円、経常損失は0.50億円、四半期純損失は0.37億円となった。

インテグレーションソリューションの売上高は0.42億円となった。IoTプラットフォーム「FASTIO」を利用したソリューション提供によるイニシャル売上及び通信利用料や、アプリケーション利用料等から構成されるストック売上の積み増しが収益に貢献した。
システムの受託開発は、システム投資動向に左右され、多くの顧客が決算直前期の納品を希望するため、第4四半期が売上計上のピークとなる。

コンストラクションソリューションの売上高は2.85億円となった。主なパッケージ製品である「現場ロイド」は、建設業界で深刻化している人手不足や、頻発する自然災害等の情報化施工及び防災対策のIoT化といったニーズの高まりを受け、順調に推移している。
「現場ロイド」は、公共工事現場に対するサービス提供が中心であり、需要状況が工事現場数に相関することから、9月から11月が売上計上のピークとなる。

モニタリングソリューションの売上高は0.24億円となった。主なパッケージ製品である「ゆりもっと」は、4月1日から11月30日までの8ヵ月間は遠隔監視サービスの提供期間外に該当するため、売上の大部分が端末提供料等のイニシャル売上となっている。札幌を中心に新規導入を獲得し、昨年度から引き続き累積契約物件数を伸ばしている。
「ゆりもっと」のロードヒーティング遠隔監視代行業務に係る売上が収益の柱であることから、積雪期である12月から3月が売上計上のピークとなる。
GPSソリューションの売上高は2.66億円となった。主なパッケージ製品である「Pdrive」は、OEM提供先の新規導入件数の拡大に伴い販売台数を大幅に増加させた。

2018年3月期通期の業績予想は、売上高が前期比9.4%増の15.00億円、営業利益が同29.3%増の1.15億円、経常利益が同6.8%増の1.00億円、当期純利益が同1.6%減の0.65億円とする期初計画を据え置いている。


<MW>

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