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マルコ---2Qは2ケタ増収に加え、利益の大幅な良化により4期ぶりの黒字化を達成


マルコ<9980>は13日、2018年3月期第2四半期(2017年4月-9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比11.3%増の73.11億円、営業利益は5.14億円(前年同期は2.42億円の損失)、経常利益は4.61億円(同2.12億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は6.23億円(同0.73億円の損失)となった。第2四半期としては4期ぶりの黒字化を達成した。

当第2四半期連結累計期間より、主に体型補整下着、健康食品、コスメなど女性の美に関する製品・商品の販売を行う「婦人下着及びその関連事業」に加え、同社の顧客基盤、営業網等を活用した新規事業や他社サービスの集客活動を支援する集客支援業務、他社サービスの受託、同社のノウハウを生かしたコンサルティング業務など婦人下着及びその関連事業に含まれない業務による収益を「その他」に区分している。

婦人下着及びその関連事業の売上高は70.61億円、営業利益は3.10億円となった。“主力商品「カリーユ」シリーズの特別割引等による販促キャンペーン”や“古くなった下着をお引き取りして割引券を提供するECOキャンペーン”など既存顧客の活性化と新規顧客の獲得を促進する諸施策を実施した。さらに、2017年6月より“マルコクレジット(自社割賦/顧客と同社が直接、割賦販売契約を締結)”を導入し、諸施策と連動したイベントを実施した結果、既存顧客及び新規顧客ともに、利用機会を増やすことが出来た。また、インフォマーシャルの展開やWeb広告など新たな集客モデルの構築を進めており、着実に顧客からの問い合わせが増加し、来店予約、新規成約へと実績を伸ばしつつある。

その他の事業の売上高は2.50億円、営業利益は2.03億円となった。RIZAPグループ企業とのシナジー効果創出を本格的に進めるべく、RIZAPグループ<2928>とマルコの両社取締役会において協業方針を決定し本格的な活動を推進する中、第一弾としてRIZAPグループより同社の55万人超の顧客基盤、1,300名超の店舗社員と全国208の直営店舗などの営業網を活用したグループ企業への集客支援業務を受託した。

2018年3月通期の連結業績予想については、売上高は前期比11.9%増の150.00億円、営業利益は同8.8倍の12.00億円、経常利益は同10.2倍の13.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同4.1倍の11.00億円とする期初計画を据え置いている。


<MW>

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