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博展---2Qは売上高が23.0%増、受注活動は順調に進捗し通期業績予想を上方修正


博展<2173>は7日、2018年3月期第2四半期(2017年4~9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比23.0%増の48.91億円、営業利益が1.07億円(前年同期は2.45億円の損失)、経常利益が1.06億円(同2.50億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.59億円(同1.84億円の損失)だった。

売上高増加の要因は、展示会出展において、前期下期に行った営業活動量の増加を目的とした体制強化が奏功し受注件数が増加したこと、イベントプロモーションにおいて、ターゲット業界の明確化や、収益性の高い大型案件の受注に向けた積極的な営業活動に注力したことで案件単価が増加したこと、商環境において、協業パートナーとの連携強化を図ったことに加え、展示会等で取引のある既存顧客に対し商環境の提案活動を積極的に行い高単価案件の受注に至ったことなどである。

セグメントの業績では、リアルエクスペリエンス&コミュニケーション事業は、売上高においては、商材別の事業戦略が奏功したこと、セグメント利益においては、プロジェクト毎の利益確保及びコスト管理の徹底による改善効果があった。デジタルエクスペリエンス&コミュニケーション事業は、デジタル領域におけるグループ戦略の実現に向けて体制変更の実施と、顧客ニーズにマッチした商品開発を進めたことで先行投資が増加した一方、プロジェクト単位の利益管理の徹底により、収益性の改善が図れた。

なお、2018年3月期通期の連結業績予想については、同日に上方修正を発表している。
売上高が前期比14.4%増(前回予想比5.0%増)の106.00億円、営業利益が3.00億円(同100.0%増)、経常利益が2.80億円(同100.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が1.80億円(同100.0%増)としている。
繁忙期である第4四半期の受注状況は現時点において若干の不透明感があること、特にロボティクス分野においてはテストマーケティングに想定以上の期間がかかる見通しである一方、第2四半期累計期間までの経営成績は前回業績予想を上回り好調に推移し、リアル領域において下半期も受注活動は順調に進捗していることから、今回の上方修正に至った。


<MW>

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