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オンコリスバイオファーマ---3Q減収となるも、医薬品事業、検査事業ともに研究・開発・ライセンス活動を推進


オンコリスバイオファーマ<4588>は2日、2017年12月期第3四半期(2017年1月-9月)決算を発表した。売上高が前期比37.6%減の0.29億円、営業損失が7.68億円(前年同期は6.79億円の損失)、経常損失が7.76億円(同6.82億円の損失)、四半期純損失が7.79億円(同7.31億円の損失)だった。

医薬品事業では、がんのウイルス療法テロメライシン(R)(OBP-301)、新規B型肝炎治療薬OBP-AI-004、新規エピジェネティックがん治療薬OBP-801を中心に、検査事業ではテロメスキャン(R)(OBP-401/1101)を中心に研究・開発・ライセンス活動を推進した。

また、医薬品事業の売上高は0.09億円(前年同期は売上高なし)、営業損失は2.88億円(同2.89億円の損失)となった。Medigen Biotechnology Corp.からのテロメライシン(R)(OBP-301)に関する開発協力金収入が発生した。

検査事業の売上高は0.19億円(前年同期は売上高0.46億円)、営業損失0.83億円(前年同期は0.84億円の損失)となった。キナーゼ阻害剤の開発に特化したDeciphera Pharmaceuticals, LLCに対して、がん検査薬テロメスキャン(R)を販売した。同社は、抗がん剤臨床試験で有効性を検証するために、テロメスキャン(R)を用いて血中浮遊がん細胞(CTC)を測定している。

2017年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比112.4%増の2.00億円、営業損失、経常損失、当期純損失がいずれも14.00億円とする期初計画を据え置いている。



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