RIZAP-G---戦略的統合物流モデル「シェアリングサプライチェーン」構築を発表、物流コスト大幅削減へ

RIZAPグループ<2928>は1日、同社グループ全体の物流コストの最適化、配送にかかるリードタイムの短縮などを目的に「シェアリングサプライチェーン」を構築することを発表した。子会社の堀田丸正<8105>をはじめ、海外に生産拠点を持つグループ企業を中心にSPAモデル(製造小売り)の強化をグローバル規模で進めて行く。

具体的には、現在、各社毎に分断されているサプライチェーンをグループ全体で統合、サプライチェーンのあらゆるプロセス（コンテナ・物流センター・トラック等）の積載効率をAI技術を駆使して最適化し、物流網全体の効率の最大化を目指すというもの。今回の取り組みにより、2021年3月期までの目標数値として、グループ全体の物流コストが25％以上削減されると同社では見込んでいる。なお、一部報道で、物流センターの構築に3年で100億円の投資を行うと報じられているが、これは会社発表のものではない。

2018年3月期については、業績に与える影響は軽微としており、売上高で前期比57.6％増の1,502億円、営業利益で同27.4％増の130億円を見込んでいる。

昨日まで8連騰と強い動きを見せ、連日で上場来高値を更新。時価総額5,000億円の到達が意識される展開となっている。



＜TN＞