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世界の潮流になりつつある「電気自動車シフト」、トヨタ自などに注目、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

東京モーターショー2017が開幕しましたね。自動運転車や電気自動車(EV)のコンセプトカーが出展されているようです。10/25付の「Daily Outlook」では、EVへのシフトについて考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『電気自動車(EV)関連市場が盛り上がっている。先月ドイツで開催されたフランクフルトモーターショーでは独メーカー中心に EVのコンセプトカーが揃い踏みし、10月27日から開催される東京モーターショーでもトヨタや日産、ホンダなどがこぞってEVの試作車を出展することを表明している』と伝えています。国内企業ではトヨタ自<7203>とマツダ<7261>、デンソー<6902>が業務提携し、EV開発に向けた新会社の設立を発表したことが記憶に新しいのではないでしょうか。

続けて、『Bloombergの調査では、EVの世界販売台数は今後20年のうちにガソリン車などの内燃自動車を追い抜き、世界の自動車の3分の1がEVに置き換わるとしている。現時点では充電時間やバッテリーの寿命、航続可能距離やインフラ整備といった課題があり、こうした予測はやや楽観的すぎとの感もあるが、グローバルでEV化が進んでいくという方向性は変わらないだろう』と見ています。

一方で、足元では既に物色が盛んになっているEVですが、市場の活性化の背景には世界各国の政策が大きく影響しているようです。レポートではインドやイギリス、フランス、中国など世界各国の動向を紹介し、『世界的な環境汚染対策などを背景とした脱化石燃料の取り組みがEV化を推進しよう』との見解を述べています。

最後にレポートでは、『電気自動車(EV)関連を手掛ける主な銘柄』を紹介しています。
具体的にはトヨタ自<7203>や日本電産<6594>、パナソニック<6752>など全10銘柄が挙げられていますので、詳しくは10/25付の「Daily Outlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜

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