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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:北朝鮮がサイバー攻撃!?サイバーセキュリティ関連銘柄のラックに注目


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年9月12日16時に執筆


北朝鮮が9月9日の建国記念日に向けて行動に出るのではないかとの不安から、東京市場は軟調な動きとなっていましたが、特別大きな行動などはなく、やっと投資家心理が改善しかけてきている状況。

直接的なミサイル発射などの脅威はやや後退し、同時に防衛関連銘柄も急騰劇から鳴りを潜めていますが、攻撃の手段は何も物理的なものだけではありません。

北朝鮮外務省は9月11日付の声明で

『国連安全保障理事会の新たな対北朝鮮制裁決議が採択されれば、北朝鮮は新たな挑発行動に出る』

と警告しており、ある情報筋によると北朝鮮がサイバー攻撃を検討しているとの報道もあります。

北朝鮮のミサイル問題は一時沈静化を見せておりますが、その他の攻撃手段に関してはここからさらに対策を講じた方が良いのではないでしょうか。

直接的な攻撃からサイバー攻撃へ手段が移るに際し、サイバーセキュリティ関連銘柄が注目されています。

足元で、サイバーセキュリティ関連銘柄への資金流入を思わせる動きになっているので、やはり北朝鮮のサイバー攻撃検討報道を受け、サイバーセキュリティ関連銘柄への思惑が働いているものとも考えられます。

そこで今回は、サイバーセキュリティ関連銘柄の中から日本最大規模のネットワークセキュリティ監視センターを所有するラック<3857>に着目していこうと思います。



■ラック<3857>の基本情報

ラック<3857>は1995年に情報セキュリティ事業を日本で最初に開始した、セキュリティ対策のパイオニア。

情報セキュリティ技術に強みを持ち、サイバーセキュリティ関連銘柄として知られています。

情報セキュリティの研究所を持ち、サイバー攻撃からの防御だけではなく、最新の攻撃方法などの情報も収集・分析しており、サイバー攻撃・防御全般を研究している、まさにサイバーセキュリティの先駆者と言える会社です。



■ラック<3857>のチャート分析

ラック<3857>の日足チャートを見てみると、

・2017年8月1日の安値 1,305円
・2017年8月14日の安値 1,300円

を結んだラインが下値支持線として株価を下支えする場面が多く見られました。

一方の上値抵抗線は、

・2017年3月3日の高値 1,467円
・2017年6月29日の高値 1,484円

を結んだラインが意識されています。

日足一目均衡表を見ると、現在は雲上限突破にチャレンジしている状態ですが、2-3営業日後には雲が薄くなっており、雲上限突破からの急伸に期待。

12日に前日比+2.11%の上昇で25日移動平均線をすでに上抜けている事から、目先の上昇期待は高いと考えて良さそうです。

ここ数日の東京市場の動きを見ると、防衛関連銘柄からサイバーセキュリティ関連銘柄への資金流入を思わせるような動き。

上述したように、北朝鮮がサイバー攻撃を検討中との報道があった事からも、今後ラック<3857>をはじめとしたサイバーセキュリティ関連銘柄の動向に注目です。


毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。

「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思いますので、一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。


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執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏




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