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ビューティ花壇---2017年6月期通期は主力の生花祭壇事業で過去最高売上


ビューティ花壇<3041>は14日、2017年6月期通期(16年7月-17年6月)連結決算を発表した。売上高が前期比1.4%減の56.80億円、営業利益が同98.0%減の0.02億円、経常損失が0.09億円(前期は1.37億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.30億円(同0.75億円の利益)だった。

生花祭壇事業は、葬儀業全体の市場が拡大傾向だが、特に大都市圏で「家族葬」や「密葬」等葬儀の小型化とともに単価の下落が続いている。その中で独自の市場開拓と効率化等での低コスト化で、過去最高売上高を更新し、2ケタ増益となった。

生花卸売事業は、子会社のマイ・サクセスへ会社分割し、業務効率化と競争力強化を図っている。当事業年度の切花の取扱は金額・本数ベース共に減少傾向にあった。生花卸売事業(国内流通)と生花祭壇事業とのシナジー追求と抜本的な物流体系の改革に注力したが、減収減益となった。

ブライダル装花事業は、少子化と晩婚化、婚姻届のみの結婚の増加等で、市場規模は縮小傾向にあるが、ゲストハウス・ウエディング等オリジナル挙式志向の高まりを背景に未だ大きな市場規模が保持されている。取引先の倒産の影響もあり、売上は増加したが減益となった。

2018年6月期通期の連結業績については、生花祭壇事業での売上拡大、生花卸売事業では物流サービスの強化と高度化、管理部門で能力強化等を掲げ、売上高が前期比1.2%増の57.48億円、営業利益が1.42億円、経常利益が1.37億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.96億円と予想をしている。




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