【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:NVIDIA関連銘柄の側面も持つJIG-SAWに注目

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年5月26日16時に執筆


日経新聞が、『謎の半導体メーカー』と完全に狙った釣りタイトルで話題になっているのが、米半導体大手のNVIDIA。

そのNVIDIAの株を、ソフトバンクとサウジアラビアなどと共同で発足させる『10兆円ファンド』が取得（正確には、準備が整わないファンドに替わって、先行してソフトバンクが買い付け開始）。

株式40億ドル（約4500億円）相当を買い集め、第4位の大株主に浮上したことで、ここ数日、NVIDIA関連銘柄、AI関連銘柄（人工知能関連銘柄）に物色の矛先が向かっています。



■ソフトバンクグループ<9984>は本日も続伸

本日は朝方から週末要因などにより軟調な展開となる中、ソフトバンクグループ<9984>は続伸。

『あの孫正義がAI関連銘柄（人工知能関連銘柄）に本腰を入れた』と見る向きも多く、AI関連銘柄（人工知能関連銘柄）群の動きを、ソフトバンクグループ<9984>が牽引している格好となっています。

ソフトバンクは2016年に半導体大手の英ARMを3.3兆円で買収しましたが、優先順位で考えるとNVIDIAを狙っていたのかな？とも考えてしまいますよね。

AI関連銘柄（人工知能関連銘柄）やNVIDIA関連銘柄ですが、ソフトバンク以外の銘柄はひとまず利益確定売りなども入る銘柄などもあり、記事執筆時点（26日の14:45）ではマチマチな展開。

そんな中で、資金に余裕がある方は、JIG-SAW<3914>辺りをウォッチしていても良いかなと感じます。



■様々なテーマと関連性が強い、JIG-SAW<3914>

市場：東証マザーズ
区分：信用銘柄
業種：情報通信
連結事業：マネジメントサービス100(2016.12)
本社所在地：〒100-0004　東京都千代田区大手町1-9-2　大手町フィナンシャルGキューブ
上場年月日：2015年4月28日
予想PER：-
実績PBR：（連）38.01倍
ROE：21.7%

AI関連銘柄（人工知能関連銘柄）としての側面で書き始めたJIG-SAW<3914>ですが、IoT関連銘柄、自動運転関連銘柄など、様々な側面を持ち合わせる企業となります。

既存事業のサーバー向けシステムマネジメントは、サービスの拡充で順調に拡大。IoTデータコントロールサービスの課金も進んでいることに加えて、複数の大型案件が契約に向けて進行中。この大型の契約が決まり次第、業績の上振れは必至です。

加えて、岩手大学理工学部生命理工学科の富田教授と、細胞へのソフトウェア信号通信による視覚再生プロジェクトなども始動させていますので、ある意味バイオ関連の一つとしてカウントすることも可能です。

JIG-SAW<3914>の株価ですが、2016年の春先には、一時、23,920円の大台まで上昇しましたが、過熱感もあって下落。

現在の株価は、

・2017年1月6日の高値6,440円
・2017年2月10日の高値6,810円
を結んだライン（上値抵抗線）と、
・2016年12月8日の安値5,310円
・2017年4月13日の安値5,750円

を結んだライン（下値支持線）の間でもち合い状態を保って推移しています。

今後、AI関連銘柄（人工知能関連銘柄）以外にも、IoT関連、自動運転関連などへの物色が入りだしてくると、上昇トレンドへの転換も考えられます。

株価の推移を監視しつつ、下値の節目となっている6,000円や下値支持線近辺でのエントリーも面白いかもしれませんね。

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執筆者名:元・社長
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