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ベルシス24---中期経営計画の内容を発表、2020年2月期に営業利益115億円を目標


ベルシステム24ホールディングス<6183>は23日、中期経営計画の全容を発表した。最終年度の2020年2月期において売上1,310億円(2017年2月期は1,089億円)、営業利益115億円(同82億円)、ネットD/Eレシオ1.2倍(同1.8倍)を目標とするもので、目標数値の達成時には、ROEは14.3%(同11.0%)、営業利益率は8.8%(同7.5%)に達する見通し。今後5年間で100億円以上の追加投資を行う予定としている。

同社は成長戦略として、従来ビジネスの拡大、新領域での拡大、人材マネジメントの高度化の3つを掲げている。従来ビジネスの拡大では、顧客との関係性強化、伊藤忠シナジー拡大、品質優位性の更なる追及に取り組む。伊藤忠シナジーはこれまでどおり拡大する方針で、品質優位性の更なる追求においては個別プロジェクト毎の品質・収益の管理体制の強化だけにとどまらず、退職抑止・採用強化等の人事施策の強化を行う。また、顧客との関係性強化においては、顧客内シェアの拡大を狙うとともに、満足度の向上と新しい付加価値を提供する。新領域での拡大においては、Advanced CRM Platform、Advanced BPO、海外事業展開を置いている。従来から重視しているAdvanced CRM Platformでは、顧客への最適なコミュニケーションを提供すると同時に、パートナー企業の新しいビジネス価値を創造し、これまでのコスト削減中心の視点を超えた先進的なプラットフォームを実現するとしている。また、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を導入した高度なBPO業務への対応、国内向けサービスと同等の高度化したCRM事業をASEAN等の海外に展開する方針を打ち出している。人材マネジメントの高度化では、退職抑止、採用力強化、現場人材管理の精微化に取り組み、ターゲットマーケティング、科学的分析と実験的取組み、働き方改革、戦略投資からアプローチする予定だ。同社は、30,000人超のコミュニケーターを擁しており、人材マネジメントの高度化が必須だとしている。


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