エラン Research Memo（8）：契約施設数の増加でサービス利用料が増加するストック型収益モデル

■エラン<6099>の事業概要

7. ストック型収益モデル
契約施設（病院・老人介護保健施設等）の解約率は1～2%程度と低水準である。そして契約施設数の積み上げに伴ってサービス利用者数が増加するというストック型収益モデルであることも特徴だ。

なお、1施設当たり平均サービス利用率、及び1利用者当たり平均利用単価については非開示である。利用率が9割を超える施設もあるもようだが、低い利用率にとどまっており施設サイドに業務改善や労働環境改善などCSセットのメリットを享受させられていない施設もあることから、これら施設へのテコ入れも継続的に行っていくとしている。契約施設内におけるサービス利用率が上昇すれば、運営コスト比率が低下するメリットも発生しやすくなる。

（執筆：フィスコ客員アナリスト　水田　雅展）



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