【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家ぶせな氏：到底味わえない感情を投資で味わう

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家ぶせな氏（ブログ「FX億トレーダーぶせな「スキャルピング」「デイトレード」ブログ」を運営）が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年5月1日17時に執筆

FXで勝つには、あらゆる事を体系的に学んでいく必要があります。これさえ知っていれば勝てる、というようなものはなく、楽をして短期間で勝てるやり方などありません。どれだけ焦っても、やはり必要なプロセスがあるでしょう。そのプロセスで、大切だと思われる点を3つにまとめてみました。

1. 基礎知識
2. 経験値
3. 投資心理の理解度

手法を実践するにしても、実際のトレード判断基準は、これら3つが土台となり、その上に手法が少しだけ加わる程度でしょう。つまり、手法があるからこれら3つが成り立つのではなく、その逆です。これら3つの基盤があるから、ある手法が成り立つのではないでしょうか。手法を知っても、3つの基盤が無ければ勝てないという事です。手法よりも大事なものが、この3つではないでしょうか。一つずつ見ていきます。

1. 基礎を身に付ける

FXにおける基礎はたくさんあります。スプレッドの違い、通貨ペアの特徴、トレンドラインの正しい引き方、移動平均線の役割、トレンド定義、注文方法など、難しいテクニカル分析から最も初歩的な「FXとは？」というものまで、様々です。これは基礎知識、と言えるように、目に見えるものなので、学ぶのは簡単です。どんな道のプロでも、基礎知識は当然のごとく身に付いています。

2. 実践をして感覚を得る

勝つ、負ける、エントリーのタイミング、ポジションを持っている時の心情など、トレードの経験です。経験が無いと自信が持てません。自信が持てないと、ある手法を継続する事ができません。経験や感覚と言っても、目に見えるものでは無いので、レベルを図るのは難しくなります。トレード経験を積んでいる方なら経験が重要と分かりますが、そこまで理解する事も時間を要します。ただ、重要である事は間違いないでしょう。

3. 投資心理の理解度

投資心理とは定義が難しいですが、ここでは「メンタル」だとお考えください。ポジションを持っていると辛い、冷静さを失って損切りできない、このような経験はありませんでしょうか。精神的なものですね。損切りできないというのは、そもそも投資心理を理解できていません。といっても、どのような正しい考えを持てばいいのか、難しいものです。これは、3つの中で一番レベルを図るのが難しいと思います。なぜなら、心理とは性格によるものです。性格は人それぞれ、ましてや性格を鍛えることはできません。最初から強いメンタルがあれば、楽に稼げるでしょうが、そんな人はめったにいないです。

1の基礎を付けて、2の経験を積む、そうすれば3が分かってくるでしょうか。その上で、ようやく手法が実践できる、ルールが守れるようになると思います。長年にわたり勝ち続けるには、1や2よりも、3が一番ずば抜けて重要でしょう。

投資を行なうと、今までの生活では味わったことのない感情を知る事になります。知らない自分の性格がわき出てくるものです。自分自身の「さが（性）」を知るチャンスともいえるでしょうか。


執筆者名：ぶせな
ブログ名：FX億トレーダーぶせな「スキャルピング」「デイトレード」ブログ




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