ピクスタ Research Memo（6）：主要KPIは順調に伸長

■業績動向

2. KPI（重要経営評価指標）の状況
主要販売形態の単品販売においては月間購入者数（月に1回以上購入した人の数）と平均単価がKPIとなる。2016年12月期は月間購入者が順調に拡大したほか、平均販売単価も6,000円台を維持して好調に推移した。月間購入者の四半期累計では、第4四半期において60,406人の過去最高を記録し、年間累計でも前期比8.3%増の215,551人に達した。ただし年間目標としていた230,689人には未達だった。

ピクスタ<3416>が拡大を急ぐ定額制販売では、その契約数がKPIだ。こちらも順調に拡大した。期末契約数962件と、1年前の606件から356件、前四半期末から54件増大させて、期末の目標値であった914件を大きく上回った。Webサイト上での訴求強化や、マルチシートライセンス(※)の営業が奏功し契約増につながった。

※ 複数名で共有できる法人向けライセンス。

（執筆：フィスコ客員アナリスト　浅川　裕之）



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