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アップルインターナショナル---中古車輸出のパイオニア、自動車市場の流通活性化と収益拡大に努める


ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業調査レポート』1月26日放送において、アップルインターナショナル<2788>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

ご紹介するのは、証券コード<2788>東証2部上場のアップルインターナショナルです。
アップルインターナショナルは、中古車輸出のパイオニアとして1996年に東南アジア諸国向けの中古車輸出事業を開始しました。以来、東南アジア諸国の現地海外ディーラーを通じてクルマ社会の発展に貢献し、広く社会からの信頼を築き上げてきた企業です。現在の事業は、中古車輸出事業と、日本国内における中古車買取・販売事業の2本柱で構成されています。

2016年12月期第3四半期、2016年1月から9月の決算では、売上高が前年同期比33.7%減の118億1,800万円、営業利益が53.0%減の4億4,700万円、経常利益が38.8%減の4億500百万円、四半期純利益が43.0%減の2億6,000万円でした。

2016年12月期は、為替が6月に1米ドル当たり100円割れと2013年11月以来の円高となり、海外輸出事業に打撃を与えました。主要輸出先のタイでは、昨年2016年の年頭から自動車物品税の増税があり、市場が混乱しました。東南アジア諸国向けの高額車両の需要が鈍化し、当初予定していた販売台数を大幅に下回って推移したもようです。

2016年12月通期の業績予想については、売上高が前期比32.3%減の172億3,200万円、営業利益が34.7%減の8億6,300万円、経常利益が32.1%減の9億1,000万円、当期純利益が44.9%減の7億200万円とする期初計画を据え置いています。

アップルインターナショナルは、今後も自動車市場の拡大が見込まれるタイを中心とする東南アジア諸国及びその周辺国において、メーカーブランドの商品によって多国間の貿易ルートを確保し、高付加価値化を図ることにより、自動車市場の流通活性化と収益拡大に努めています。タイは、1トン ピックアップトラックの一大生産拠点となっており、“メイド・バイ・ジャパン”の中古車輸出にも注力しています。また、タイの合弁会社である「Apple Auto Auction(アップル・オート・オークション)」は、タイのオートオークション市場でトップクラスになっており、タイで築いた資産や知見を活用して、近隣諸国でも同様のビジネスモデルを展開する計画です。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30~14:45放送




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