アドバネクス Research Memo(10):幅広いユーザーを対象とした規格品ビジネスに注力
顧客からの仕様に合わせて生産する受注製品に加えて、幅広い用途と大きな需要が見込める規格品の販売にも注力している。規格品の主力製品は、アルミなど軟らかい母材のねじ穴補強部品「タングレス・インサート」、ボルト・ナット緩み防止部品「ロックワン」である。アドバネクス<5998>の技術的優位性を生かして開発されており、従来製品に対しコストパフォーマンスや作業効率に優れ、他社に真似されにくい。
(1)母材のねじ穴補強部品「タングレス・インサート」
「タングレス・インサート」は、アルミなどの軟らかい母材のネジ締結部分を補強する部品で、2016年3月期の売上高は1,000百万円近くまで増加してきた。航空機では、アルミニウムやCFRP(炭素繊維強化プラスチック)などの軽量母材がねじ穴の補強を必要とし、1機当たり数万から数十万個が使用される。航空機市場では、タングレス・インサートが従来品の市場を奪うことでシェアが拮抗するまでに浸透してきた。今後も、タングレス・インサートのシェア拡大が見込まれる。
タングレス・インサートは多くの特長を有することから、従来品より高い値付けがされている。しかし、材料の投入量や製造工程数が従来品と比べて多いわけでないため、収益性の高い製品となっている。
同社製品を扱う株式会社アキュレイトのホームページに、タング付きインサートとタングレス・インサートを並べた写真が掲載されている。従来のインサートは、挿入の際に引っ掛けるためのタング(「の」字の部分)があるため、挿入後にこの部分を折って、折った部分を回収する必要がある。同社が開発したタングレス・インサートには、タングの替わりに引掛用ノッチが施してある。同製品のメリットは、1)作業が比較的簡単なため装着・挿入時間が大幅に短縮できる、2)折ったタングの回収し忘れや、折り取る際に母材を傷つけるリスクがない、3)上下の形状が同一のため、挿入時に方向の確認が不要、4)インサートの取り外しが可能、5)NASA(米国航空宇宙局)規格の必要条件を満たしている、などが挙げられる。
タングレス・インサートは、専用工具が必要であり使用者側の導入のハードルが高いことから、航空機向けなどの一部の特定顧客にとどまっていた。同社は市場の拡大を狙い、穴あけドリル、挿入工具、抜き取り工具などの専用工具がセットになった安価なエントリーキットを発売した。同キットにより、使用者の導入ハードルを下げ、広く普及させることを狙っている。
(2)ボルト・ナット緩み防止部品「ロックワン」
住設/インフラ分野で期待されているのは、ボルト・ナットの緩み・脱落防止スプリング「ロックワン」である。ターゲットとする市場は、鉄道、マンションなどの建築物、高速道路、電力などである。いずれも認証手続きを踏まえなければならず、導入されるまでに時間を要する。地下鉄での導入が既に始まっている。販路に関しては、各市場の専門商社を活用することになる。
ロックワンは、NAS3350(米国宇宙航空規格)に準拠した衝撃型振動試験機を用いた試験に合格するなど突出した性能を持つ。鉄道技術の研究機関が行った線路のボルト・ナット緩み防止部品の試験結果で、同社製品は総合評価で8点満点中7点を獲得した。他社製品は、0.0点、4.0点、4.5点であったことから、性能の差は歴然としている。同社製品の1点減点は、外見上緩んで見えるためであるが、機能上はまったく問題がない。
同試験は、ダブルナット、緩み止めナット、ロックワンを対象に、ボルト・ナットが緩み、脱落する振動回数を測る衝撃型振動試験である。誤差を小さくするため、同製品を2個ずつ、同時にテストしている。脱落する振動回数は、ダブルナットが1,200~1,800回、緩み止めナットが2,500~4,500回であったのに対し、ロックワンは3万回をクリアした。繰り返し使用を想定した試験では、18万回後でも脱落しなかった。
他社製品では、ナットに緩み防止機能を内蔵させているものがあるが、それだとナットごと替えなければならない。ロックワンは、市販のソケットレンチを使用してナットの上から簡単に装着でき、作業も楽で、コストも低い。ユーザーは緩みの点検頻度を少なくできるというメリットも大きい。ロックワンは、形状が複雑であることから、現在、同社だけが量産している。
高速道路では遮蔽板や案内板の脱落防止用途に使用される。高速道路のように振動が多い場所では、ボルト・ナットの緩みが生じやすい。住宅設備市場では、新築のマンションのバルコニーのアクリル板などに使用されるナットの緩み止めに付けられる。大手ゼネコンが、ベトナムでビル1棟を建設する際にロックワンを採用した。電力では送電網に利用される。
ねじの専門商社であるサンコーインダストリー株式会社は、2016年12月よりナットとロックワンをフィルムで一体化させた製品の供給を開始した。2つの部品を一体化したことで、ロックワンの組み込み忘れや落下防止に効果を上げる。とりわけ、足場や梯子を使用する高所における締結作業において、作業効率と安全性を向上させる。
規格品は、ネット販売などのB2Cで認知度を高めたのちにB2Bに発展させ、特注品の受注につなげることを企図している。実際、ロックワンは、規格品の存在を知った顧客から、自社用途に応じて材料や形状を変更する開発依頼が来ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)
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