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注目銘柄ダイジェスト(前場):東芝、タカラバイオ、日立工機など




キヤノン<7751>:3302円(前日比-114円)
大幅続落。本日は12月末の配当権利落ち日となっている。12月末配当金は75円の予想となっているが、本日は権利落ち分を大きく上回る下げ幅に。前日の終値をベースにすると、配当利回りは4.4%と高水準、業績が苦戦傾向にある中、これまで高利回り水準が株価の下支えにつながっていた。権利落ちのタイミングでは、利回り妙味に支えられていた状況の反動が強まりやすいようだ。

日立工機<6581>:1443円(前日比+190円)
急伸。米投資ファンドのKKRが買収する方向で最終調整に入ったと報じられている。買収額は1500億円を超える見通しとなっているもよう。KKRはTOBを実施して全株取得を目指している。KKRでは11月にカルソニックカンセイの買収を発表、この際も買収プレミアムは市場想定を上回るものとなっていただけに、思惑期待が先行する状況のようだ。

Jフロント<3086>:1626円(前日比-59円)
大幅続落。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は268億円で前年同期比13%減益となっている。9-11月期では78億円で同15%減益、上半期と比較して減益幅は拡大の方向になっている。通期計画450億円、前期比6%減益の達成確度は低下との見方にもつながっているようだ。株価が比較的高値圏にあったこともあり、利食い売りのきっかけ材料にもされている。

タカラバイオ<4974>:1533円(前日比+98円)
大幅続伸。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げしている。目標株価も1630円から1740円に引き上げへ。次世代シーケンサー関連のRubicon社子会社化に伴う遺伝子加工技術の競争力強化、腫瘍溶解ウイルスHF10 の国内開発・販売権の大塚製薬への導出などを評価のようだ。18.3期営業利益は従来予想の40.5億円から48.1億円に上方修正している。

東芝<6502>:311.6円(前日比-80円)
売り気配からストップ安。米国の原発事業で数千億円規模の減損損失が出る可能性があると正式に発表している。前日の報道でも数千億円の損失計上の可能性が指摘され株価は大きく売られたが、資本増強に伴う大幅な希薄化への警戒感に加え、半導体事業においても、資本不足によって必要とされる投資の実行が難しくなる公算があり、先行きの不透明感も強まる状況に。あらためて処分売りが急がれる形にもなっている。

中村超硬<6166>:1200円(前日比+64円)
急伸。持分法適用関連会社である中超住江デバイス・テクノロジー(NSDT)を連結子会社化すると発表している。13年7月に住江織<3501>と合弁事業契約を締結し、NSDTに49.9%の資本参加を行って合弁事業を展開してきた。しかし、今後の事業展開を考慮した結果、NSDTの株式のうち1万9248株を住江織より取得し、連結子会社化することにしたという。異動後の同社所有株式数は4万3200株、持株比率は90.0%となる。

マイネット<3928>:2210円(前日比+117円)
一時2275円まで急伸。同社グループのC&Mゲームスがenish<3667>からスマートフォンゲーム「ドラゴンタクティクス」のタイトルを買取ると発表している。当該タイトルは12年7月にリリースされ、累計登録者数260万人の超える大型タイトル。かねてより同社グループのゲームサービス事業の1タイトルとしてC&Mゲームスにて協業という形で運営を行っていたが、今回の契約締結により同タイトルを買取ることとなった。

AKIBA<6840>:236円(前日比+33円)
急反発。HPCテックの株式を取得し子会社化すると発表している。3000万円を投じHPCテックの株式65.8%(議決権ベース)を取得する。HPCテックはHPC(科学技術計算)分野向けコンピュータの製造、販売を行っており、その製品は天気予報、地震予測、自動運転、電子・電子機器や新素材の開発などにも用いられ、今後はビッグデータやAI(人工知能)、Deep Learning(深層学習)分野における活用も見込まれているという。


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